■今回のみどころ!
●ついに最終回、リリーは消えた妹を探せるのか?
●もう1つ、1993年の事件の捜査が意外な結末へ!
●BGMは何と全曲ザ・ローリング・ストーンズ!!
■STORY
前話のラストシーンの4時間前。安ホテルの一室で誰かに電話をかけているリリーの妹クリスティーナ。そこへ電話の相手の男性が急に踏み込んで来て、有無を言わさずクリスティーナの髪をつかんで彼女を引きずる。そして現在、妹を訪ねて安ホテルに来たリリーは、荒らされた室内を見て穏やかな心境でいられないが、突然開いたドアに当たって転倒する。意識が薄れる中、ドアを開けた男は彼女の拳銃を持ち去る。……海面がきらきらと輝く、懐かしい浜辺。水着姿の幼いリリーとクリスティーナが仲良く遊んでいる……。夢から目覚めたリリーが現実に戻り、クリスティーナと自分の銃の行方を追う一方、ジェフリーズは、あるコールドケースの扉を開く。
リリーはヴァレンズを呼び出し、署に報告せず、クリスティーナや銃を奪還すると彼に宣言し、自宅へサッカルドに貰った銃を取りに戻る。手がかりはホテルに残された鎮痛剤の瓶。実は数日前にクリスティーナと会っていたヴァレンズは、彼女が鎮痛剤に依存していると指摘。そのことを黙っていたヴァレンズに怒りながらも、リリーは鎮痛剤を調剤した薬局へ。薬局の店員は依存症患者に薬を売っていると見抜かれて観念し、同じような別の薬局の存在を示唆。そこに現れたクリスティーナの仲間ACを、リリーはスタンガンで捕まえる。ACによればクリスティーナはクリフという男と内縁の関係にあるといい、クリフはフィラデルフィアに出かけたまま消えたクリスティーナを探していたという。
同じ頃、フィラデルフィア市警。1993年、アフリカ系の少女ワンダが射殺された事件を解決できなかったのを悔いるジェフリーズは、ワンダの母親アルシアの訪問を受ける。彼女がいう新たな目撃者とは、ブラック・ムスリムになった元ドラッグディーラー。彼は事件の夜、グリーンのSUVに乗ったワンダを目撃し、その後銃声を聞いたと証言。また、犯人の車が92年型フォード・エクスプローラーだったと記憶。車種を手がかりに当時の捜査資料が見直されるが、該当する1台が不自然な形で削除されていた。それは副本部長ドーティの車で、記録を削除したのはベテラン警官ミューラー。ドーティが凶器と同じ38口径の拳銃を持っていると知っていたジェフリーズは、ヴェラとミラーの協力でドーティの銃を入手。解雇されるのを覚悟で、銃を弾道検査に回す。スティルマンに詰め寄られたドーティは自分が殺したと自供するが、アリバイがあるドーティは犯人ではない。
ワンダを殺した犯人は、ドーティの息子マットと悪友ロニーだった。今や更生して家庭まで持ったマットだが、当時は不良でロニーとつるんでいた。ドラッグディーラーにぼったくられたと考えたマットは父親の銃を持ち、ロニーや、その知り合いで偶然車に乗せたワンダとバッドランズの街角に向かったが、マットとロニーが揉み合ううちに銃は暴発し、ワンダは被弾。マットとロニーは逮捕され、証拠隠滅を図ったドーティも厳しい処分は逃れられない。資料庫のジェフリーズの視界で、ワンダは寂しそうに消えていく……。
一方、リリーとヴァレンズはニュージャージーのクリフの家で、麻薬のせいで意識が朦朧としているクリスティーナを発見。しかもそこにはクリスティーナが産んだ赤ん坊もいた。赤ん坊を抱くヴァレンズに銃を向けたクリフだが、リリーに殴り倒される。激昂したリリーはリボルバーをクリフに突きつけるが、ヴァレンズの制止で我に帰り、自分の銃も取り戻す。夜が明けて、フィラデルフィアに戻る車の後部座席。赤ん坊を抱く姉に、もたれかかって眠るクリスティーナ。リリーの胸の中で、あの浜辺の懐かしい思い出が輝く。
2011.12.11|エピソードガイド|固定リンク|コメント(5)|トラックバック(0)
■今回のみどころ!
●1989年、高校最後の夜に学園の女王が犠牲に?
●リリーの妹クリスティーナが再び問題を発生!
●BGMはU2、ヤングMCなど80年代の名曲!!
■STORY
1989年5月20日。マッキンレー高校のプロム(卒業パーティ)は、高校最後の夜を楽しみ尽くしたい若者たちの熱気にあふれている。その夜の女王、プロムクイーンにフェリシアが選ばれ、そんな彼女に恋人コールは囁く、“この夜が終わらなきゃいいのに”。だがその夜、アリシアは車にひき逃げされ、命を落とす……。そして現在。マッキンレー高校の校長バークは若い女性教師とフィラデルフィア市警へ。女性教師は高校の倉庫で未現像の使い捨てカメラを見つけて現像したが、被写体のほとんどすべてがフェリシアで、彼女は事件の15分前まで学校にいた。だが遺体が見つかったのは高校から5kmも離れた地点。写真を撮ったのは最後の目撃者か、犯人か。リリーたちはコールドケースの扉を開く。
唯一の物的証拠はアリシアのドレスに付着した、銀色の自動車用塗料。当時彼女の親友だったスージーはその夜、フェリシアがいじめられっ子のコーキーを意図せず傷つけていたことを証言。現在のコーキーによれば彼はプロムの翌日に軍隊に入隊し、今では空手の師範だが、その夜プロムキングに選ばれたコールがフェリシアに体を求めて拒まれる現場を目撃していた。そんなコールは高校でアメフト部のスターだったが、今ではレンタカー会社が職場。彼はアリシアと揉めたのは認めるが、それ以上仲は険悪にならなかったといい、男子生徒のリーがフェリシアを見つめていたと回想。リーはフェリシアの幼なじみで、高校に入って彼女と疎遠になったが、プロムの夜に久しぶりに話し合い、いい雰囲気になったが、彼はスージーのその夜のパートナーで、スージーは彼とフェリシアを見て激怒したという。警察に呼ばれたスージーは自分が高校時代、ずっとフェリシアの二番手に甘んじたのが不満だったこと、フェリシアからリーの初体験の相手がリーだと知ってさらに激怒したことを認め、復讐のため、コールにフェリシアとリーの関係を告げ口したこと、プロムの二次会でコールと寝たことを告白する。それによって事件当夜は酔いつぶれていたというコールの嘘もばれるが、彼はフェリシアが当時副校長だったバークの薦めで卒業後に行く大学をカリフォルニア大バークレー校に変えたことを証言。だが、最後に2人で撮ったはずの写真は証拠に無かった。現像を請け負ったコンビニからデータを取り寄せるとフェリシアとコールの最後の1枚が見つかり、2人の背後には銀色のボルボが……。
犯人はバークだった。二次会に出ず、帰れなくなったフェリシアを車で送ることにしたバークは、魅力的な彼女が自分に気を許していると思い込み、彼女にキスを迫ったが断られてしまった。教職者であるバークはすべてを揉み消すため、フェリシアをはねてしまったのだ。高校に娘を迎えに来たスージーの視界で、フェリシアの姿は消えていく……。
同じ頃、母親をレイプした犯人モータに復讐すべく、ヴァレンズは彼と同じ刑務所に服役している幼なじみを訪ね、ある工作を依頼する。さらにヴァレンズはモータが警察の手先であるかのように振る舞い、それからモータは受刑者の誰かに殺される。両親と食事をしながら、ヴァレンズの胸をよぎる思いは……。また、リリーは父親クーパーの家でトラブルメーカーの妹クリスティーナと突然再会。詐欺の容疑がかかってフィラデルフィアから消えたクリスティーナ。再出発に向けてアパートを借りるため、姉リリーに保証人になってほしいと頼むが、断るリリー。そんなクリスティーナが父親の家から宝石類を持ち出したという報せが。リリーはクリスティーナがいるはずの安ホテルの一室に突入するが、部屋は荒らされた状態で、妹もいない。クリスティーナはどこに消えたのか!?
2011.12. 4|エピソードガイド|固定リンク|コメント(2)|トラックバック(0)
■今回のみどころ!
●1969年、伝説のフェス、ウッドストックで犠牲者が?
●リリーが転職を誘われるなど刑事陣に大きな動きが!
●BGMはザ・バンド、ジョー・コッカーなどの名曲!!
■STORY
1968年、ニューヨーク。夜の闇を走る長距離バス。軍人デヴィッドは美しくて若い女性アナベルに隣の席は空いているかと問う。そこに座ってアナベルに話しかけ続けるデヴィッド。最初は相手にしなかったアナベルだが彼に邪心がないことに気づき、乗り換えの停留所に着いた頃にはベストセラー小説「キャッチ22」を彼に貸し、2人は別れる。1969年8月17日、ニューヨーク州ウッドストック。歴史に残る巨大音楽フェスが開かれたその地のそば、腹部を銃で撃たれたデヴィッドはある木の下にたどり着くがそこで命を落とす。首にはアナベルが好きだったデイジー(ヒナギク)の首飾り……。そして現在。連続射殺魔ポールの逮捕の合法性を問われたリリーとFBI捜査官イェーツだが、それ以上責任を問われずに済みそうだ。そんなリリーにFBIでイェーツの同僚であるキャヴァノーは、FBI長官から直々命じられた過去の殺人事件の再捜査に協力しないかと頼んでくる。事件を解決すればキャヴァノーは出世し、地方公務員のリリーも今後は国家公務員としてFBIで働けるという。何はともあれ、リリーはコールドケースの扉を開く。
事件とは、軍人デヴィッドが“愛と平和の祭典”ウッドストック・フェスティバルの会場近くで殺された一件。唯一の鍵は、デヴィッドが反戦団体の主催者ルーベンと口論していたという目撃証言。今や大学教授になったルーベンの著書には、デヴィッドの遺体にかかっていたのと同じデイジーの首飾りをかけた少女の写真が。ルーベンによれば少女は、現在はNY州選出の民主党下院議員アナベルで、デヴィッドはアナベルに会いにウッドストックへ来たという。現在のアナベルは、デヴィッドと出会った前年にコーネル大に入学したが、再びベトナムに戻るというデヴィッドに「キャッチ22」を貸したこと、彼が感想を伝えるためにウッドストックへ来たことを証言する。そしてアナベルはデヴィッドと恋に落ちたことを認めるが、翌日別れてから彼と会っていないと回顧する。リリーとキャヴァノーはウッドストックへ行き、いい雰囲気になるが、デヴィッドとアナベルが過ごしたという牧場の納屋で、牧場主のアルと対面。アルは自分と同じベトナム帰還兵だったデヴィッドと意気投合したこと、そしてルーベンとアナベルが“ザビエル”のことで揉めていたことを証言。キャヴァノーがFBIのデータベースを調べると、ザビエルとはルーベンの部下だったが裁判所爆破未遂で逮捕され、これをFBIに密告したのがアナベルだったと分かる。当時麻薬所持で逮捕されたアナベルは記録を揉み消す代わりにFBIのスパイになっていた。リリーたちに問い詰められた現在のアナベルは、戦場の苦い記憶に悩むデヴィッドとカナダへ逃げようとしたこと、彼とある木の下で待ち合わせたことを告白するが、銃で撃たれたデヴィッドは彼女が去った後に木の下にたどり着いたと初めて知る。
犯人はアルだった。アナベルの証言によれば、デヴィッドは自分の車をアルに売った金でカナダに行こうとしていた。ベトナムの戦場で負傷し、不本意ながら除隊させられたアルは、まだ戦える自分がいたのに対し、兵役逃れをしようとしたデヴィッドを許せず、38口径で射殺してしまった。現在のアナベスの視界で、デヴィッドが消えていく……。
一方、刑事たちに大きな動きが。リリーはキャヴァノーと愛し合うようになり、FBIの応募資料を持ってフィラデルフィアに帰る。イェーツは危篤となった母親を見舞ってフィラデルフィアの病院に行くが、母親を失って落胆する彼女をスティルマンは優しく抱きしめる。検事補ベルとの仲が冷めかけていたミラーは、もう意地を張るのをやめてベルと再出発。職場に復帰したヴェラは、高校時代の恋人ミーガンに空き巣の捜査を頼まれるが、彼女の夫が浮気を隠すためにした狂言だったと見破り、ミーガンといい雰囲気に。ヴァレンズは、母親をレイプした犯人に予想以上に軽い判決が下ったことに憤り……。
2011.11.26|エピソードガイド|固定リンク|コメント(3)|トラックバック(0)
■今回のみどころ!
●1980年から5人が射殺された事件のその後は?
●FBIの女性捜査官イェーツに意外な過去が!
●BGMはそれぞれの時代に聴かれたヒット曲!!
■STORY
1978年10月12日。ルアーを作った息子をほめつつ、“プライドなんて生きていくのに邪魔なだけだ”と名作映画「エデンの東」の台詞を引用する父親。庭に出た息子は、家の中から1発の銃声が響いたので家の地下室へ。そこではライフル銃を使って自殺し、即死した父親が……。そして現在。父親ビルはライフル連続射殺魔と疑われたが、白骨遺体となって見つかる。家の中には、息子ポールが来ていた形跡が。連続射殺魔はポールだったのだ。引き続いてリリーはコールドケースの扉を開く。
ビルの自殺は78年あたりと推測されるが、最初の狙撃事件が起きたのは1980年。イェーツの上司であるFBIのキャヴァノーはFBIと市警の合同捜査を提案し、イェーツの捜査参加を渋々認める。新たな被害者が。ポールのビデオショップの店長だった男性で、戸締まりを怠って店に泥棒に入られたため解雇されていた。店員によれば、店の修復に莫大な金がかかったという。ポールの妻クレアは偶然、ビルの遺書を目撃したこと、ビルが自分を残して死んだことでポールが傷ついていたことを振り返る。また、クレアは、自分の不妊治療がうまくいかず、家計は厳しくなっていたという。ポールの携帯のGPS反応から、彼が育ての親である夫妻の家を訪れたことが判明。ポールは夫妻の車を盗んだが、そこに来るまでに乗ったと思しきトラックから運転手の遺体が見つかる。育ての父親は、ポールが自分の息子トムと仕事をしていたが、去年の感謝祭に2人が揉めたこと、2人目の子供が生まれたトムにポールが嫉妬していたようだという。直後、トムも犠牲になったのが明らかに。さらに意外な事実が。1980年、まだ18歳だったイェーツは、最初の犠牲者になった少年バリーはドライブインシアターといたが、彼は彼女の目前で射殺された。
捜査はポールの友人だった会計士ホーグに向く。ホーグはポールが金銭的に追い詰められていたといい、ポールの行きつけのネットカフェを明かす。ポールはネットカフェのPCで、不妊治療クリニックの受付係フアニータのことを調べていた。FBIと警察にガードされたフアニータは狙撃されかけるが、運よく銃弾はそれる。フアニータによれば、ポールのクレジットカードが使えず不妊治療が打ち切られたこと、無料の臨床試験に応募しながらポールがキャンセルしたことが判明。ポールはクレアを道連れに死ぬ気らしい。
捜査陣が到着した時、ポールは自宅で「エデンの東」を見ながら、クレアに銃を突きつけていた。リリーは咄嗟に“クレアは妊娠している”と嘘をつき、クレアを解放させる。だがイェーツは彼に銃口を向けたまま、バリーを殺した理由を話せと迫る。ポールは父親を愛し、「エデンの東」も愛していた。だが、ドライブインに集う若者たちは映画そっちのけでデートを楽しみ、ポールはバリーに「エデンの東」を冒涜されたと感じたのが犯行の動機だった。イェーツの視界でバリーが、ポールの視界でビルが消えていく……。
2011.11.20|エピソードガイド|固定リンク|コメント(3)|トラックバック(0)
■今回のみどころ!
●事件は1980年から5人がライフル狙撃魔の犠牲に!
●カウンセリングのために収容されたヴェラは……?
●BGMはザ・カーズなど1970~80年代のヒット曲!!
■STORY
1980年6月17日。ダービービュー・ドライブインシアター。コンバーチブルのスポーツカーに乗った少年バリーは、友人に紹介されたセクシーな美女が酒に酔い、もうすぐデキると興奮を隠せない。彼女に頼まれ、幌を閉じようとしたその時、鳴り響く銃声。バリーは即死。狙撃者は映写機も撃ち抜く……。そして現在。スティルマンのもとに美女が訪ねてきて、リリーは彼女を紹介される。彼女はFBI捜査官ダイアン・イェーツで、最近リリーが担当した殺人事件について知りたがる。リリーはコールドケースの扉を開く。
リリーが担当した事件の犠牲者は、税務弁護士のメル・シェイヴァーだった。散歩中の公園で何者か射殺されたが、腕時計と財布が無くなっていたので強盗事件と思われたが、手がかりが一切見つからず、捜査は打ち切られた。しかし、イェーツは犯行現場の写真に何かが写り込んでいることに気づく。そんなイェーツの洞察力によって、何かがそこにいたホームレスで、彼が腕時計などを盗んでした。そして犯行に使われた銃弾が見つかる。FBIがなぜ再捜査に乗り出したかというリリーの問いに、イェーツが真の目的を明らかに。1980年代に起きた連続狙撃事件の犯人が再始動したという。27年前の犠牲者たちの遺族や知人の証言を集めるうち、一見何の接点も無さそうだった犠牲者同士に、微かなつながりがあったと見えてくる。浮かび上がったのはベトナム帰還兵で、ダービービュー・ドライブインシアターのオーナーだったビル・シェパード。ビルの息子でビデオショップを経営するポールは、父親がドライブインシアターの経営に行き詰った後、自分が14歳の時に蒸発して以来、自分は父親と会っていないという。ビルの軍人年金がポコノの町の郵便局の私書箱に送られていることを知ったリリーとイェーツがビルの現住所を知る郵便局員と落ち合おうとしたまさにその時、郵便局員は銃撃を受けてしまう。すぐさま大挙して現れるFBI。主任捜査官キャヴァノーはイェーツに今回の事件を捜査する権限を与えていないといい、その場で彼女を捜査から外す。だが郵便局員が乗っていた車にあった書類からこっそりとビルの住所を突き止めたリリーは、キャヴァノーの監視下にあったイェーツを巧みに救い出し、ビルが住んでいるらしき山小屋に2人で向かう。山小屋にはビルが住んでいた形跡があったが、地下室から白骨遺体が見つかる。それは自殺し、ミイラと化したビルだった。同じ頃、病院で危篤状態にあった郵便局員はミラーに見せられたビルの写真を見て“違う”と証言した途端、危篤状態に。捜査はふりだしに戻ってしまう。その夜、ポールは通りかかった車の運転手に車をよこせと要求。素直に応じない運転手にライフルを向け、1発の銃声が鳴り響く……。
同じ頃、ヴェラはカウンセリングにうんざりしながらも、施設を退院。現場復帰を望むが、まだ時期尚早と考えるスティルマンは、ヴェラを“時間をかけて治せ”と励ます。
2011.11.13|エピソードガイド|固定リンク|コメント(3)|トラックバック(0)
■今回のみどころ!
●事件は2006年、幼い少年2人が犠牲に!
●ヴェラが暴走して、単独で捜査を展開!?
●BGMは全部ピンク・フロイドの名曲!!
■STORY
2006年11月18日。暗い一軒家の室内で火が広がる。毛布にくるまった男性は子供たちの悲鳴を聞きながらも、家から飛び出し、炎は家中を燃やす。そして現在。夜中の車道。ヴァラの車は反対車線のトラックをよけて標識に衝突。動揺したヴェラは携帯でリリーに電話をかけ、“事故を起こした。人を殺したかもしれない”といって電話を切る。現場に急行したリリーは乗り捨てられた警察車両に酒気帯び運転を感じ、先に到着していた警官に事故を揉み消させ、ヴァレンズに電話。リリーたちはコールドケースの扉を開く。
現場に到着したヴァレンズにリリーは、スティルマンには秘密でヴェラのゆくえを追うという。事故直前にヴェラが寄ったパブのバーテンダーは、ヴェラがその店の常連で、昨晩は事件の資料を見ていたといい、1週間前、ある男性が兄のことでヴェラに喰ってかかっていたと思い出す。ヴェラの汚れた部屋から放火事件のファイルが見つかる。それはジョー・ドンという男性が自宅に放火し、3歳と5歳の息子の2人を焼死させたもの。ジョー・ドンは有罪判決を受けたが、先週、刑務所内で他の受刑者に刺し殺されていた。パブでヴェラに絡んだのはジョー・ドンの弟トラヴィスだった。トラヴィスは3か月前、兄の無実を示す証拠を持ってヴェラを訪ねたが、相手にされなかったと主張。証拠によれば、有罪の決め手になった“容疑者が犯行を認めた”という証言が偽証だというのだ。
証言をした犯罪者は何度か、検事の要望通りの証言をする代わりに仮釈放されていた。そして火災調査官クロフォードは当時、放火だと分析したが、ジョー・ドンが上訴のために何度も手紙を書いていた科学者ペトロヴィッチによれば放火の可能性は低いという。ジョー・ドンの元妻ジャネットは建物の配線ミスでコンセントが焼け焦げる等の事故が以前からあったといい、刑事たちに問い詰められた大家もそれを認める。リリーがジョー・ドンの両親の家に向かうと、そこには雨の中、玄関前に立ちすくむヴェラの姿が。
犯人はジョー・ドンでなく、火災は事故だった。ヴェラはリリーに真相を告白する。当時、妻ジュリーと離婚の危機にあり、子供がいたらと望んでいたヴェラは、ジョー・ドンが子供たちを救わなかった状況を理解できずにいたが、フラッシュオーバーという現象で勢いが凄まじくなった炎の前で、ジョー・ドンはなす術を失ったのだった。ヴェラはジョー・ドンの両親や弟に息子の汚名をそそぐことを誓うが、玄関のドアを閉ざされる。
スティルマンの天敵、ドーティ副本部長が意外な態度を取る。ドーティはかつてぐれた息子をスティルマンが逮捕したことに感謝してきたといい、長年のわだかまりは解ける。そしてスティルマンはドーティのアドバイス通り、ヴェラのバッジと銃を預かり、彼をカウンセリング施設に送り込むことにする。
2011.11. 6|エピソードガイド|固定リンク|コメント(4)|トラックバック(0)
■今回のみどころ!
●事件は1986年、あるプロレスラーが犠牲に!
●BGMの1曲目&最後の曲はボン・ジョヴィ
●ヴァレンズが母親を苦しめた犯人と対決へ!
■STORY
1986年2月28日。2体のプロレスラー人形で遊ぶ少年ティムを、優しく見守る父親ミック・マローン。“レスラーは地球で一番カッコよくて強い”という息子に勇気を貰いつつも、妻レイチェルは夫の身を心配する。6月、人気プロレスラーになりかけていたミックだが、港で何者かに射殺されてしまう……。そして現在。銃回収プログラムで回収されたある44マグナム拳銃、S&WのM29が、ミックを撃った銃だと判明。意外にも、TVでプロレス中継を見るとスカッとするというリリーは、コールドケースの扉を開く。
インディのプロレス団体“WIC”に所属するレスラー“ザ・マシーン”だったミックだが、レスラーだけでは稼げず、港湾労働者をしながら借金の取り立てなどをする労組の用心棒でもあった。M29を登録していたのはレスラー仲間のベアだが、他のレスラー、レッドスケアに銃を盗まれたと主張。レッドスケアは盗んだことを半ば認めながら、かつてトップレスラーだったシルに売ったと振り返るが、そんなシルはミックに安い値段で譲ったと語る。また、ベアは、ミックが殺される間際、別れた妻レイチェルと激しく口論していたのを目撃していた。レイチェルはミックが亡くなる直前、単独親権を申し立てていたが、ミックがティムをボルティモアの試合会場に連れて行き、ティムの目の前で対戦相手のシルによって6メートルの高さから落とされて試合で負けた上、脊椎圧迫という重傷を負い、さらにティムを会場に置き去りにしたというのがその理由だった。
ティムは自分が大好きなプロレラーに父親がなったことで父子の絆を取り戻したが、プロレスに筋書きがあることを理解できず、父親の転落を真似て屋根から飛び降り、5日間の昏睡状態に陥った。ティムからビデオを借りたリリーたちがミックの最後の試合を見ると試合後、興奮したシルの手にM29が。また、シルが当日殺害現場の近くで車の接触事故を起こしていたこと、プロモーターのランスが同乗していたことが明らかになる。
犯人はミックを撃ったランスと、彼に銃を貸し、事件を止められなかったシルだった。ランスのおかげでレスラーになったシルはランスの言いなりで、ミックの最後の試合、ミックが落下したのは彼が知らない、ランスが考えた筋書き通りだった。これ以上ランスに従えないと考えたミックはランスに反旗を翻したがその逆鱗に触れ、射殺されたのだった。父親と同じように港湾労働者になったティムの視界で、ミックが消えていく……。
同じ頃、ヴァレンズの母親ローサと同じ犯人にレイプされた女性が、犯人を目撃したといって警察にやって来る。犯人の住所を知ったヴァレンズは単独でそこに乗り込み、激しい揉み合いの末、犯人を逮捕する。やがて担当のピアソン刑事から受け取ったある物を、リリーはヴァレンズに渡す。それは犯人が持っていたローサの免許証だった。
一方、ヴェラが行方不明になる異常事態が。同僚たちは少し心配になる。
2011.10.30|エピソードガイド|固定リンク|コメント(1)|トラックバック(0)
■今回のみどころ!
●事件は2008年、結婚式をキャンセルした男性が!?
●BGMは近代化して洗練された近年のカントリー
●珍しくドレスアップした刑事たちにもご注目を!
■STORY
2008年6月22日。幸福そうなカップルがいる結婚式前夜の披露宴のパーティ。花婿はダンで花嫁はアナ。裕福なアナの両親が盛大に開いたものだが、アナの父エドと母ジョーンはけっして仲が順調といえなさそう。直後、ダンはブライダルスイートのバルコニーから転落して命を落とす……。そして現在、鑑識官のルイが結婚することになり、リリーら刑事たちは式場へ。だが、ルイの結婚相手はアナで、ヴァレンズは彼女が2年前、ダンから結婚をドタキャンされたこと、第一容疑者としてアナの名が上がりながら事件が迷宮入りしたことを同僚たちに語る。ルイを心配するリリーたちはコールドケースの扉を開く。
アナの母親ジョーンは現在、夫のエドがダンを嫌っていたと語り、すでにエドと離婚していた。式に招待されず、行きつけのバーで飲んでいるエドにスティルマンが話しかけると、エドはアナの姉で問題児のテンリーが披露宴でダンを誘惑するのを目撃したという。テンリーはダンを誘惑したのを認め、ブライダルスイートで肉体関係を持とうとしたが、そこに花婿付き添い人のフィルが現れて未遂に終わり、フィルが“ボルティモアは忘れろ”と言っていたと振り返る。フィルは自堕落な生活を送っていたダンがアナとの出会いで変わったこと、ダンと計画したスポーツジムの経営にアナの財産を当てにしていたことを認める。アナはルイが以前からの知り合いで、2年前の結婚式前夜、ルイから電撃プロポーズされて断ったことを証言。ルイはダンが亡くなる直前、どこからか“メラニーが僕を呼んだ?”いう電話を受けていたことを思い出す。そこへ酔ったエドが乗り込んできて、ダンの死後に紛失したと思われた結婚指輪をジョーンの宝石箱から見つけたという。しかし、ジョーンはダンが自分に重婚だったことを告白したと明かす。ダンには大学時代に結婚したメラニーという妻がいたが、駆け落ちした先のメキシコでボート事故に巻き込まれ、以来8年間意識が戻らなくなった。そしてボートを操縦していたのはフィルだった。
犯人はいなくて、ダンの自殺だった。メラニーが昏睡したままになり、自暴自棄な生活を続けたダンだが、アナとの結婚で再出発を決心。だが挙式前夜、メラニーの意識が戻ったと知り、病院があるボルティモアに帰ろうと決めた。しかしその直後、メラニーは亡くなった。ダンを呼んだのは、死の直前に一瞬意識が戻った時だった。すべてに絶望したダンは、自殺を選んだのだ。ルイとの結婚式でダンスを踊るアナの視界でダンは消えていく。
2011.10.23|エピソードガイド|固定リンク|コメント(1)|トラックバック(0)
■今回のみどころ!
●事件は1971年、サーカスの女性スターが犠牲に!
●BGMは全曲、名ロック・バンドのザ・ドアーズ
●脚本家の1人はヴァレンズを演じるダニー・ピノ
■STORY
1971年10月15日。大勢の老若男女でにぎわうカーニバル。その一角で、ジョーンズ・ブラザーズ・サーカスが興行をしているが、若き女性メンバー、ミア・ロマノフは空中芸を始めた途端に転落し、事故死したと考えられる。そして現在、サーカスのメンバーだった占い師の娘がフィラデルフィア市警殺人課を訪ね、当時の写真を見ると、ミアが転落事故の前に亡くなっていたのではないかと主張。リリーたちはコールドケースの扉を開く。
5代にもわたる曲芸師の末裔だったミアは、客足が落ちたサーカスの生き残りのため、空中ブランコよりも華麗な、新しい空中芸を考案していた。それはシルクのリボンで蝶のように宙を舞う、当時としては斬新なものだった。ミアの新しい芸の影響でトップスターの座を脅かされたナイフ投げの名手、ゼルダがまず疑われるが、現在の彼女は団長のビッギーが当時、ミアの新しい芸に難色を示していたと証言。だが、ビッギーは最終的にミアに協力したと主張し、ビッギーの子分だった大男レスターは臨時に雇われた男性エディがミアと対立していたと証言。だが現在のエディは自分が卑怯だったと認めながら、ドラッグを使ってミアといい関係になったことでミアの養父のピエロ、クレオの逆鱗に触れたことを思い出す。だが現在のクレオは、当時はミアの芸の素晴らしさに感銘し、サーカスから巣立たせようとを決意していたといい、ミアには大手サーカスから引き抜きの話が来ていた。リリーら刑事たちは幾つかの点に違和感を抱き、最終的にビッギーとレスターの2人を事情聴取に呼ぶ。ビッギーはサーカス存続のためにチャリティ詐欺を働いていたことを認めるが、それは経営者の指示だったと主張。経営者とは、実はレスターだった。
犯人はレスターと、彼が実行犯であることを隠したビッギーだった。レスターはその風貌のため、幼い頃からからかわれたり、いじめられたが、サーカスの仲間だけが心を許せる家族になった。しかし、それと同時に知的障害があるふりをして周囲を油断させ、ビッギーを操り、サーカスの売り上げで蓄財するのに成功。しかし、サーカスがチャリティ詐欺をしていると知ったミアが団員たちにばらすと息巻いたため、思わずミアの首を絞めたのだ。今もピエロをしているクレオの視界で、宙を舞うミアの姿が消えていく……。
同じ頃、宿敵モー・キッチナーが何者かに射殺された件で、彼に嫌がらせを続けたリリーに疑いの目が向くが、犯人は第6シーズン第22話「士官候補生~前編~」でキッチナーに娘のケイトを殺されたバトラーだった。動機は娘の復讐で、バトラーは殺人課に自首してきたが、リリーのアリバイをヴァレンズがでっち上げたのではないかとスティルマンは内心疑っていそうな気配。また、サーカスの占い師で霊能力があるという娘から、“お母さんは大丈夫。でも貴方は分からない”といわれたヴァレンズは、引き続いて思い悩む。
2011.10.16|エピソードガイド|固定リンク|コメント(2)|トラックバック(0)
■今回のみどころ!
●事件は1982年、ある落書きアーティストが犠牲に!
●BGMはヤズーなどの80年代当時の代表的サウンド
●リリー、ヴァレンズ、ミラーら刑事たちにも注目!
■STORY
1982年7月20日。あるビルの屋上の給水塔にスプレーで自分のタグ“ブレイズ”を意気揚々と描く少年カルロスだが、友人レオンは“星が見えない”と現実への絶望を打ち明ける。そんなレオンにカルロスは、自分は母親に家から追い出されたと語り、“俺の宇宙に星は無い”と言い切る。同年10月、カルロスは何者かにオレンジ色のスプレーを口に吹きつけられ、窒息して命を落とす。そして現在、リリーをソニアという女性が訪ねる。3つの仕事をしながらも愛する息子カルロスに家出された彼女は、亡き息子の遺品であるスクラップブックを見て初めて、息子がグラフィティ(落書き)のアーティストをめざしていたと知るが、スクラップブックに最後に貼られていたのは“ターボ”というタグを写した写真だった。“ターボ”とは何者か。リリーたちはコールドケースの扉を開く。
カルロスが殺された当時、グラフィティは世間に嫌われていたが、グラフィティ除去委員会のドンは、カルロスが“アナーキー”という武闘派グラフィティ集団のリーダー、トゥトゥにケンカを売っていたと振り返る。トゥトゥはカルロスと一悶着あったことを認めるが、その後彼が謝罪に来たこと、カルロスにレオンという弟分がいたこと、そしてカルロスがジーナという少女と親しくなっていたことを語る。当時のジーナの別名は“タロン(カギ爪)”で“ターボ”と似たスペルだったが、今やブティックのオーナーになったジーナは、レオンがカルロスから“ターボ”というタグを与えられたこと、カルロスがグラフィティを描こうとする度、必ず邪魔をする人物が現れたことを証言。やがてカルロスが殺される1週間前、レオンがあるビルから転落死したと分かる。ドンはいつも匿名の密告電話でカルロスの行動を知らされ、カルロスを厳しく取り締まっていたと認めるが、レオンの死を機に、アートとしてのグラフィティで町を美化する活動に心血を注いできたと語る。やがて元ホームレスの男性エディが警察にやって来て、下水道に描かれたカルロスの美しいグラフィティが見つかる。そこには嬉しそうに笑うレオンの周りで、彼が見たがっていた星が輝いていた。その星はジーナのブティックの服のデザインに流用されていたが、ジーナは、カルロスがトゥトゥだけ通報されていないことに気づいたと思い出す。
犯人はトゥトゥだった。トゥトゥは自分のシマを守ろうと、他のグラフィティ・アーティストの活動を次々とドンに密告していた。だがその卑劣な態度を知ったカルロスが“アナーキー”を告発する似顔絵を描こうとしたため、カルロスを殺したのだった。現在のソニアの視界で、かつて仕事に忙し過ぎて守れなかった息子カルロスが消えていく……。
同じ頃、ヴァレンズは、母親ローサと同じ犯人に襲われたと思われる女性に面会し、彼女と同様、ローサは犯人にレイプされたことを知って動揺する。また、ミラーは娘ヴェロニカの父親である元ギャングのジャロッドが娘との面会を求めてきたことを、最近親密なベル検事補に相談するが、元夫の要望を受け入れられない。そしてリリーはモー・キッチナーへの嫌がらせを続けていたが、ある夜キッチナーは何者かに殺されてしまい……!?
2011.10. 9|エピソードガイド|固定リンク|コメント(1)|トラックバック(0)



