2005年2月12日。ベーカー通りのアパート。必死に火事を消そうとする消防士たち。住人のプリシラは、4階にいる自分の赤ちゃんを助けてほしいと消防士の1人に懇願。だが建物から戻った別の消防士は、絶望的な表情を見せる。プリシラの生後8か月の息子マックスは事故死したと扱われる。
そして現在。麻薬課のサッカルド刑事に呼び出されたリリーは、ヘロイン常習者だというプリシラと留置場で対面。何とプリシラは、公園でマックスを見かけたという。
生前にケンカした母親を思い出したリリーはプリシラを相手にしない気だったが、何かが引っかかってコールドケースの扉を開く。
火事は、貧しいプリシラが暖房代わりに付けていたガスコンロが原因とされたが、火元は別室だった可能性が浮上し、放火の線で捜査が進む。火事のため、巨額の保険金を受け取ったアパートの経営者ヴィクターは当時、麻薬を絶っていたはずのプリシラがドラッグの大物ディーラー、フランクリンと会っていたと証言。しかし火事の頃、逮捕されていてアリバイがあるフランクリンはプリシラがマックスの父親である麻薬中毒者、エリスに詰め寄っていたことを振り返る。エリスが行っていたリハビリセンターのカウンセラー、ロイスは、金に困ったプリシラがエリスに生活費を求めていたと思い出す。マックスの遺体から骨折の跡が見つかり、プリシラによる虐待説が浮かんだ頃、釈放されたプリシラは行方知らずに。
2009.11. 8|エピソードガイド|固定リンク|コメント(2)|トラックバック(0)
1962年9月16日。夜に自宅の窓際でタイプライターを打つ女性ナンシーは、屋根裏部屋から聞こえる不気味な音が気がかり。そこに現れた夫ダニエル(ダン)や幼い娘レイチェルのおかげで幸福な気持ちを取り戻すが、まだ音が気になる。直後、屋根裏部屋でナンシーがロープで首を吊っているのが見つかり、警察は自殺として処理する。
そして現在。ナンシーの孫リズが殺人課を訪ね、祖母が自殺した家から祖母の遺書が見つかったが、筆跡が祖母と異なると主張。リリーたちはコールドケースの扉を開く。
ナンシーの夫ダニエルは大学教授であり詩人だったが、妻が亡くなった夜、仕事で家にいなかったこと、そして娘のレイチェルが遺体の第一発見者だったこと、ナンシーが最初の夫を交通事故で失い、ダニエルと再婚していたことが分かる。現在のレイチェルは母の死を思い出したくないようだが、母とかくれんぼをした日、屋根裏部屋に行って母に怒られたこと、屋根裏部屋に閉じ込められたことを振り返るが、誰かに閉じ込められたようではなかったと証言。現在のダニエルは、家政婦のアネットが家や屋根裏部屋の鍵を持っていたと語るが、現在のアネットはナンシーが音だけでなく風までも怪しんでいたこと、タイプライターにドラモンドという人物がメッセージを残していたこと、同じ頃、家の前に茶色のステーションワゴンが停まっていたことを思い出す。ステーションワゴンや当時の記録の線から、ダニエルの教え子ブルースの存在が浮上する。だが現在のブルースは、同性愛者の自分はナンシーでなくダニエルに関心があったこと、ある夜にナンシーが屋根裏部屋で首吊り用のロープを見つけていたことを思い出す。
2009.11. 1|エピソードガイド|固定リンク|コメント(4)|トラックバック(0)
1997年9月7日。フラックヴィル刑務所の一角。強盗罪で12年間も服役してきた男、ピート・ドイルが出所する日だ。他の受刑者たちにピートは、今後は改心して悪の道から足を洗うと誓うが、きっかけは彼に届いた息子ピーティからの手紙だという。ピートは出所したらすぐに愛する息子を訪ねたいと望みを語る。だが、ピートは何者かに殺される。そのそばには44口径リボルバーの拳銃……。ピートの死を知る者は犯人だけなのか。
そして現在。麻薬課のガサ入れの現場に呼び出されるリリーたち。ドラッグの売人の部屋の冷蔵庫から、切断されたピートの右手が発見されたという。売人は10年前、路上に倒れていたピートの遺体から右手と拳銃を盗み、ピートの指紋を売って金にしていた。ピートは改心しなかったのか、それとも……。リリーたちはコールドケースの扉を開く。
逮捕される前のピートはノースフィリーの町で《ピストル・ピート》のあだ名で呼ばれ、“現代のジェシー・ジェームズ”ともいうべき市民の味方だった。しかしピートの当時の妻で、今はバーニーという男性と再婚したジュールズは、出所から1時間後、ピーティに会いに来たピートを追い返したと語る。また、当時のピートの相棒だったトミーは、再びピートを犯罪に誘っても拒絶されたと振り返り、本気で更生しようと決めたピートは懸命に堅気の仕事を探していたという。そして現在のピーティは、出所後のピートとあと1回しか会っていないと語る。バーの掃除の仕事にありついたピートを訪ねたピーティは、そこでピートを面白く思わない警官のダニエルにピートが挑発されながら、それに耐えたと語る。警察を引退した現在のダニエルはピートを憎んでいたと認めるが、トミーが大きなヤマを計画していたことを明かす。
2009.10.25|エピソードガイド|固定リンク|コメント(1)|トラックバック(0)
2007年8月12日。ブレンダとデヴィッドの婚約を祝うパーティの会場。友人たちはビデオカメラに向かって2人へのメッセージを語りかける。幸せいっぱいのブレンダは、30年後に2人は介護ベッドで孫たちに囲まれているだろうとカメラに話す。その背後で、駐車場にライトを消し忘れた車があるという声が。ブレンダの車らしく、彼女はデヴィッドにキスすると駐車場へ。しかし彼女は会場に戻らず、心配したデヴィッドが探すと、駐車場には彼女のブーケが落ちていた。そしてそれには真っ赤な血が……。
数か月後の現在。ウエストヴァージニア州からフィラデルフィア市警に、ブレンダが失踪した際に駐車場で目撃された車が盗難車として発見されたという連絡が。すでにブレンダは殺された後かもしれないが、まずは盗難車を運転していた容疑者を取り調べなければならない。ブーケについた血も容疑者のものだ。車でウエストヴァージニアに行って帰ってくるのに一晩はかかりそうだが、まずリリーが、そしてヴァレンズが護送役に志願。リリーたちはコールドケースの扉を開く。
ウエストヴァージニアの警察に到着したリリーたちは容疑者ジョン・スミスを引き取り、帰りの車内で事情聴取を開始。しかしスミスはリリーがケンジントン生まれなのか尋ねるなど、リリーたちを挑発。そんなスミスはブレンダのことを熟知しているように振る舞って彼女を油断させた上、彼女を誘拐したと自白するが、性的な目的は無かったという。デヴィッドによれば、ブレンダはパーティ用に自分たちの思い出を集めたビデオを準備していた。また盗難車がニューアークの町で駐車違反を重ねていたと分かり、ヴェラとミラーは現地へ。ある建物を怪しいと睨んだ2人が突入すると、人間を監禁するためと思しき地下室が見つかる。しかしブレンダの姿は見当たらない。スミスがやたらとブレンダについて詳しいことから、彼が思い出ビデオを見ていた可能性が浮上する。
2009.10.18|エピソードガイド|固定リンク|コメント(4)|トラックバック(0)
2006年12月4日。ある夜、学校の校長室に忍び込んだ2人の男子生徒、アンディとカルロス。引き出しの中にウォッカの瓶を見つけて大喜び。2人はそれを寮のパーティーで学友たちにふるまうが、どんちゃん騒ぎの渦中に女性の校長ヴィヴィアンがやって来る。その学校はろうあ学校だったが、アンディは手話で校長を言いくるめあと1曲だけ騒いでいいと許可を得る。盛り上がる若者たち。だが数日後に始まったクリスマス休暇にアンディは自宅から姿を消す。警察は彼が家出したものと考え、失踪事件にしていた……。
そして現在。ろうあ学校の倉庫にあるピアノにアンディの血液が付着しているのが判明。科学捜査班が血液に反応するライトを当てると、倉庫中に血を拭き取った跡が。失踪事件ではなく殺人事件の可能性が高まる。リリーたちはコールドケースの扉を開く。校長によればアンディは両親も揃ってろうあで、7歳の時に脊髄膜炎が原因で聴力を失ったという。しかし性格は陽気で、学業も優秀で、生徒の間で人気者だった。そして倉庫の鍵をボランティアの少女エマに預けたと思い出す。飲酒運転の罰でボランティアに来ていたエマは現在、アンディと言い争いになったことを認めるが、2日後に彼と和解したこと、女生徒のリアがアンディのガールフレンドを気取り、アンディのストーカー風だったことを明かす。現在のリアは人工内耳のおかげで聴力を得ていたが犯行を否定し、アンディが親友カルロスと、アンディとエマが始めた交際をめぐって対立していたと振り返る。カルロスはエマに人工耳を勧められるだろうと決めつけ、アンディを“あっちの世界”に引きずり込む気だと言い放っていた。補導歴があるカルロスだが現在、意外な事実を明かす。聴力を失う前、ピアノの神童だったアンディだが、彼と娘の交際が気に喰わないエマの父親ウォーカーに脅されていたという。
2009.10.11|エピソードガイド|固定リンク|コメント(2)|トラックバック(0)
1998年5月12日。裁判所で落ち着かない若い女性タミラはトルイットという青年に声をかけられる。タミラは、自分が証言する裁判は父親が被告だという。タミラの手には虐待の痕が。トルイットは自分のあだ名が“スパイダー(蜘蛛)”だといい、蚊やハエだらけの世の中で蜘蛛は必要だという。そんなトルイットは自分が身に覚えのない容疑に巻き込まれたといい、裁判が終わったらデートしようとタミラに提案。少し悩んだ後、タミラはそれを受け入れる。しかし8月、タミラは何者かに撲殺されてしまう。
そして現在、リリーたちはタミラの訴訟を担当した福祉局の弁護士カーリーから、17歳で亡くなったタミラのことを聞かされる。母を亡くしたタミラは2人暮らししていたスライから虐待を受け、それを理由にスライからの自立を訴えたが敗訴していた。しかもスライは娘の死後、半年も社会保障小切手を受け取っていた。さらにスライは現在、3歳の里子に暴力をふるって昏睡状態にしてしまった。リリーたちはコールドケースの扉を開く。
現在のスライは、タミラと最後に会ったのは彼女が殺される1週間前で、タミラは交際していたスパイダーという男に連れ去られたこと、スパイダーが日産アルティマに乗っていたことと証言。アルティマの本当の所有者であるエリオットは現在、スパイダーの本当の名前がトルイットだと明かし、もうトルイットと友人でないという。そして親の問題を抱えていたエリオットはトルイットの家で世話になったが、そこに家出したタミラもいたこと、トルイットの家がネオナチのたまり場でだったことを証言する。現在のトルイットは自由連合という政治組織の一員だが、当時自分とタミラは愛し合っていたと主張。刑事たちは、トルイットが彼女に何かさせることで“勇気”を示させたと推測する。
2009.10. 3|エピソードガイド|固定リンク|コメント(3)|トラックバック(0)
1999年12月26日。クリスマス直後のバーゲンで沸く家電量販店。仕事の合間に若い男女の店員が冗談を言い合う一方、どこかで誰かが爆弾を製造中。仕事に戻った男性店員カートが入って行った扉は直後、大爆発で吹き飛ぶ。カートは亡くなり、6人が負傷する。
そして現在、ある朝スポーツジムのロッカーが爆発し、元空軍パイロットのジョンが手を吹き飛ばされた上、6人が軽傷を負う爆弾事件が発生。スティルマンに呼び出されたリリーたちは、99年に家電量販店、01年にエンジニアリング会社、03年に郡立病院でも同じ手口の爆弾事件が起きていたと聞かされ、コールドケースの扉を開く。
この連続爆弾事件、01年のキネティック・コア社では社員のシュミットが失明し、03年の事件では内科助手のロデリックが死亡していたが、被害者たちの接点はゼロ。手術が終わったジョンはリリーに爆発の直後、口笛を吹きながら立ち去る男がいたと証言するが、顔は見なかったという。ジムの清掃員ペレスは事件の直前、爆発するロッカーにオルゴールがあったと思い出す。爆弾に使われた木製のオルゴールについてメーカーに尋ねると、フィラデルフィアに住むバクスターという男にジョン・ヘンリーという型のオルゴールを複数売ったと分かる。警察はオルゴールの送り先のアパートに突入するが誰もおらず、事件の被害者の一部が載った新聞記事の切り抜きの数々が見つかる。そんな新聞記事の中に、ジムの会員だったルークという男性が。狙われたのはジョンではなく彼だったのか。
2009.9.27|エピソードガイド|固定リンク|コメント(1)|トラックバック(0)
1942年4月5日、カリフォルニア州サニーデール。平和な住宅街で幸せに暮らす日系人のタカハシ家だが、ある通告を知って血の気が引く。それは日系人すべてに退去を迫るものだった。それから約3年8か月後の45年12月1日、タカハシ家の父親レイは遠くフィラデルフィア、ある駅の階段の下で遺体となって見つかるが、警察はレイが酔っぱらいに突き飛ばされたと捜査を打ち切る。
そして現在、レイの娘バーバラはフィラデルフィア市警に、父親が殺された事件の真相究明を依頼。バーバラの兄ビリーは第二次世界大戦で戦死していた他、バーバラは収容所生まれだったが、バーバラは母イヴリンに政府から賠償金の小切手が届いたことから、初めてそのことを知った。母は収容所暮らしを恥じて娘に隠し、娘に笑顔を1度も見せずにいた。リリーたちはコールドケースの扉を開く。
捜査の手がかりは亡くなった時にレイが握りしめていた封筒だけ。宛先はタカハシ家が送り込まれたカリフォルニア州マンザナーの収容所で、差出人は不明。マンザナー収容所には当時、10万人以上の日系人が財産を奪われた上で収容されていた。現在のイヴリンは収容所の初日、日系人嫌いの看守ラリーとレイが揉めたと証言。事件当時ラリーはイタリアに駐在したが、1945年12月には陸軍対海軍のフットボール戦を観戦するため、フィラデルフィアにいて、同じ会場で第二次大戦の勲章授与式も行われていた。現在のラリーは自分のアリバイを主張し、タカハシ夫妻のケンカを見たと証言する。
2009.9.20|エピソードガイド|固定リンク|コメント(2)|トラックバック(0)
1982年5月18日。ある大学の卒業式。堂々とした態度で答辞を読み上げる、学生代表のマイク。ハンサムなマスクと爽やかな態度は非の打ちどころが無いほど。しかし、壇上の彼を見ていた数人の女学生は、複雑な思いを胸に式場を後にしていく……。直後、キャンパスで、銃で撃たれたマイクの遺体が見つかる。
そして現在、マイクの25回忌が近づくが、彼の墓が荒らされ、墓石に“レイプ犯”と書かれる事件が。学業はオールAでスポーツマンという学園の人気者マイクには、別の顔があったのか。リリーたちはコールドケースの扉を開く。
25年前、凶器の9mm自動拳銃は発見されたが、製造番号は不明で指紋も出ずに終わった。意外にも、マイクを容疑者とするレイプの被害届が見つかる。手続きした女性警官のマギーは現在、訴えたのは女子学生のテシーだったと証言するが、証拠不足でマイクが無罪になるのは明らかで、テシーに告訴を取り下げさせたという。現在のテシーは図書館でマイクに声をかけられ、デートの帰りに家へ送ってもらった際にレイプされたと認め、弟のジミーが隣室で寝ていたので大声を上げられなかったという。マイクの卒業アルバムを見たリリーは、約10人の女子学生の写真にバラの絵が記されたことに気づく。マイクは彼女たち全員をレイプしたようだ。女性たちは警察に呼び出されるが、シェイナという女学生だけはマイクが殺される数か月に自殺していた。他の女性たちは、カリンは親友に打ち明けたが彼女も悪いといわれ、レジーはマイクの子を妊娠したがひそかに堕胎していた。そしてメリンダだけはレイプされたことを否定する。
2009.9.13|エピソードガイド|固定リンク|コメント(0)|トラックバック(0)
1963年9月16日。グレースフェリー高校のある教室で、後方に座る男子生徒サムに女生徒たちからメモが回ってくる。不良のレッドがそれを取り上げ、“君は童貞?”と読みあげると、サムは激怒。逆ギレしたレッドはサムの胸ぐらをつかむが、サムには女性のような胸のふくらみがあり、教室は驚きに包まれる。やがて赤いドレスを着たサムの遺体がFDR公園の湖畔で見つかるが、警察は自殺と結論を下す……。
そして現在、アルコール中毒の男性が殺人課に来て、サムは殺されたと主張。サムが飛び降り自殺したと思われる橋にいた彼は、サムが流れていく直前、橋に1台の車が停まったという。当時の鑑識結果によれば、サムの肺に水は無く、殺された後、湖に投げ捨てられた可能性が高い。リリーたちはコールドケースの扉を開く。
2009.9. 6|エピソードガイド|固定リンク|コメント(1)|トラックバック(0)