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<title>コールドケース ブログ</title>
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<item rdf:about="http://coldcase.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/117s518ghost-of.html">
<title>11月7日（土）S5#18「幻」“Ghost of My Child”</title>
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<description>2005年2月12日。ベーカー通りのアパート。必死に火事を消そうとする消防士たち...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;a href=&quot;http://coldcase.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/11/05/photo18.jpg&quot; onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=250,height=167,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot;&gt;&lt;img width=&quot;150&quot; height=&quot;100&quot; border=&quot;0&quot; alt=&quot;Photo18&quot; title=&quot;Photo18&quot; src=&quot;http://coldcase.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/11/05/photo18.jpg&quot; style=&quot;margin: 0px 5px 5px 0px; float: left;&quot; /&gt;&lt;/a&gt;
2005年2月12日。ベーカー通りのアパート。必死に火事を消そうとする消防士たち。住人のプリシラは、4階にいる自分の赤ちゃんを助けてほしいと消防士の1人に懇願。だが建物から戻った別の消防士は、絶望的な表情を見せる。プリシラの生後8か月の息子マックスは事故死したと扱われる。&lt;br /&gt;そして現在。麻薬課のサッカルド刑事に呼び出されたリリーは、ヘロイン常習者だというプリシラと留置場で対面。何とプリシラは、公園でマックスを見かけたという。&lt;br /&gt;生前にケンカした母親を思い出したリリーはプリシラを相手にしない気だったが、何かが引っかかってコールドケースの扉を開く。&lt;br /&gt;火事は、貧しいプリシラが暖房代わりに付けていたガスコンロが原因とされたが、火元は別室だった可能性が浮上し、放火の線で捜査が進む。火事のため、巨額の保険金を受け取ったアパートの経営者ヴィクターは当時、麻薬を絶っていたはずのプリシラがドラッグの大物ディーラー、フランクリンと会っていたと証言。しかし火事の頃、逮捕されていてアリバイがあるフランクリンはプリシラがマックスの父親である麻薬中毒者、エリスに詰め寄っていたことを振り返る。エリスが行っていたリハビリセンターのカウンセラー、ロイスは、金に困ったプリシラがエリスに生活費を求めていたと思い出す。マックスの遺体から骨折の跡が見つかり、プリシラによる虐待説が浮かんだ頃、釈放されたプリシラは行方知らずに。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;リリーたちはプリシラの家で何枚もの小切手を発見するが、どれも換金していないことを知る。小切手を送ったのはプリシラの母親だったが、娘にマックスを養子に出すよう説得して断られたと振り返る。やっと見つかったエリスは、火事の頃プリシラが子供のために麻薬から足を洗ったと証言し、彼女が花市場にいると推測する。マックスの遺体から重大な事実が分かる。遺体は生後4か月で、マックスではない赤ん坊だった。殺人ではなく誘拐なのか。リリーたちに発見されたプリシラは取り調べに対し、なかなか麻薬を止められず、貧乏から抜け出せなかった自分はアパートのヒーターが故障したため、暖かい花市場で過ごすのが唯一の気休めだったと証言。放火はプリシラが花市場に出かけた間になされていたが、それを知るエリスもアリバイがあって犯人である可能性はない。しかし、もしもエリスが誰かに話したとしたら……。&lt;br /&gt;犯人は、ロイスと医師であるその夫トムだった。子供を持ちたいと願いながら子宝に恵まれない夫妻は、麻薬中毒者が親になって育児放棄したり、子供を虐待することに憤りを覚え、トムの病院にあった被虐待児の遺体をマックスとすり替え、子供部屋に火を放っていた。ロイスとトムに育てられていたマックスはリリーに見送られ、久しぶりに本当の母親に抱きしめられる……。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #66ccff;&quot;&gt;【今回の“深読み”】&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;いよいよ今シーズンの最終回。ラストは、亡くなったと思われていたマックスが母親プリシラと再会する、ほっとひと安心の場面。リリーが撃たれた前シーズンのラストと対照的なのが面白いともいえる。&lt;br /&gt;さて、今回は“ドラッグ”を題材にした社会派風のエピソード。2009年、日本の芸能界でもドラッグ汚染が問題になっているが、今回の犯人夫婦に少しだけ同情しそうになったのは、ドラッグに手を染めた者の子供はどうすればいいのかということ。まだ幼い子供に罪はないが、麻薬常習者に子育てができるのかどうか。プリシラは何度も麻薬を止めようとし、その度に失敗してきた（麻薬は恐ろしい）。冬は寒いフィラデルフィア（映画「ロッキー」シリーズが思い出される）で、暖さえ取れぬ貧困にあえいでいたプリシラ（対になるよう花市場を幻想のように描いた演出が巧い）。息子と再会した今後こそ立ち直ってほしいと願いたいが、現実には裕福なロイスとトムに育てられていたマックスがこれからプリシラとどう新生活に取り組むか、正直いって少々心配でもある。最後の母子の再会シーン、途中に登場したプリシラの両親もいたほうが安心できたと筆者は思ったが、どうか。それと、ヒーターを直さなかったアパート経営者ヴィクターに天誅を！&lt;br /&gt;あと「コールドケース」らしかったのは、リリーの心情を掘り下げたこと。前シーズンで亡くなった母親に対し、リリーは愛情と憎しみの両方をまだ抱いているようだ。&lt;br /&gt;そして今回、社会復帰しようと悪戦苦闘するプリシラに、憤りと同情の両方を感じたに違いない。“もしも自分が母親だったらどうするか”、そんな考えが頭に浮かんだとしたら、リリーもそろそろ結婚を意識するのか、それとも引き続いて自由に生きるのか。軽い印象で実はデキる男に思えてきたサッカルド刑事との関係共々、次シーズンのリリーが気になる！&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;さて、これにて「コールドケースブログ」第5シーズンは終了（今までよりエピソード数が少なかったのは全米脚本家組合ストの影響）。個人的には現時点で、番組史上2番目か3番目位に好きなシーズンでしたが、みなさんはどうですか。5か月の間のご愛読、どうもありがとうございました。第6シーズンでまたお会いできることをお祈りしつつ……お元気で。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #66ccff;&quot;&gt;【今回のモデル!?】&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;調べたら、今回の事件と似た実話が米国にあった。しかも「コールドケース」の舞台と同じフィラデルフィアで。1997年冬、ある家で火事が起き、ルス・クエバスという女性の娘の赤ちゃん、デリマーが命を落とした。デリマーの遺体は高熱で燃え尽きたと考えられるが、クエバスはデリマーの部屋の窓がなぜか開いていたのが気になった。それから数年後、クエバスはあるパーティでデリマーに似た少女を見かけてびっくり。こっそり髪の毛を数本抜いてDNA鑑定に出すと、何とデリマーと一致！ フィラデルフィア市警はクエバスの友人だった女性、キャロライン・コレアを放火・誘拐の罪で逮捕した。しかし、クエバスとデリマーがいきなり再会するのは難しいと考えられ、実現までには時間がかかったという。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>エピソードガイド</dc:subject>

<dc:creator>海外ドラマNAVI スタッフ</dc:creator>
<dc:date>2009-11-08T00:00:00+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://coldcase.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/1031s517slippin.html">
<title>10月31日（土）S5#17「ロープ」“Slipping”</title>
<link>http://coldcase.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/1031s517slippin.html</link>
<description>1962年9月16日。夜に自宅の窓際でタイプライターを打つ女性ナンシーは、屋根裏...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=250,height=167,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://coldcase.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/10/29/17.jpg&quot;&gt;&lt;img width=&quot;150&quot; height=&quot;100&quot; border=&quot;0&quot; src=&quot;http://coldcase.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/10/29/17.jpg&quot; title=&quot;17&quot; alt=&quot;17&quot; style=&quot;margin: 0px 5px 5px 0px; float: left;&quot; /&gt;&lt;/a&gt;
1962年9月16日。夜に自宅の窓際でタイプライターを打つ女性ナンシーは、屋根裏部屋から聞こえる不気味な音が気がかり。そこに現れた夫ダニエル（ダン）や幼い娘レイチェルのおかげで幸福な気持ちを取り戻すが、まだ音が気になる。直後、屋根裏部屋でナンシーがロープで首を吊っているのが見つかり、警察は自殺として処理する。&lt;br /&gt;そして現在。ナンシーの孫リズが殺人課を訪ね、祖母が自殺した家から祖母の遺書が見つかったが、筆跡が祖母と異なると主張。リリーたちはコールドケースの扉を開く。&lt;br /&gt;ナンシーの夫ダニエルは大学教授であり詩人だったが、妻が亡くなった夜、仕事で家にいなかったこと、そして娘のレイチェルが遺体の第一発見者だったこと、ナンシーが最初の夫を交通事故で失い、ダニエルと再婚していたことが分かる。現在のレイチェルは母の死を思い出したくないようだが、母とかくれんぼをした日、屋根裏部屋に行って母に怒られたこと、屋根裏部屋に閉じ込められたことを振り返るが、誰かに閉じ込められたようではなかったと証言。現在のダニエルは、家政婦のアネットが家や屋根裏部屋の鍵を持っていたと語るが、現在のアネットはナンシーが音だけでなく風までも怪しんでいたこと、タイプライターにドラモンドという人物がメッセージを残していたこと、同じ頃、家の前に茶色のステーションワゴンが停まっていたことを思い出す。ステーションワゴンや当時の記録の線から、ダニエルの教え子ブルースの存在が浮上する。だが現在のブルースは、同性愛者の自分はナンシーでなくダニエルに関心があったこと、ある夜にナンシーが屋根裏部屋で首吊り用のロープを見つけていたことを思い出す。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;警察に呼ばれたダニエルは、ナンシーがロープの注文書を持っていながら、なせか身に覚えがないと言っていたと証言。一方、ロープを売った店でヴァレンズが当時の主人の孫から話を聞くと、ナンシーがロープを買った時、“ドラモンド”と書かれたペンを持っていたと分かる。ドラモンドとは、心の病を持った患者を収容する病院で、当時の看護師長はナンシーが、自分が何者かに付きまとわれていると言いに来たこと、彼女の母が事故死したのではなく、遺書を残して病院の物置で首吊り自殺したとナンシーに明かしたことを語る。意外な事実が判明する。ナンシーの母親のカルテに偽のサインをした人物と、ロープを注文した人物、いずれも筆跡はアネットだった。現在のアネットは、すべてに恵まれていたナンシーに嫉妬し、彼女を家から追い出したかったことを認めつつ、レイチェルを屋根裏部屋のトランクに閉じ込めたのは自分でないと主張。ヴァレンズはかつて自殺した恋人エリッサのことを思い出して捜査にのめり込んでいたが、冷静になってレイチェルを訪ねる。レイチェルは自分が母親にプレゼントしたお絵描きの紙をまだ持っているという。&lt;br /&gt;犯人はダニエルだった。レイチェルは、自分がお絵描きした紙がダニエルのデスクにあったというが、その表にはナンシーが自作の詩をタイプしていた。当時、詩が書けずに悩んだダニエルはナンシーの詩を盗作したが、その事実を隠そうとアネットに手伝わせて、ナンシーの心が病んでいるかのように偽装。それがナンシーにバレたため、ナンシーの首を絞め、ロープに吊るしたのだった……。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;さて、ジェフリーズはブルースの家のセクシーな家政婦ベルを気に入ったようだが……!?&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #66ccff;&quot;&gt;【今回の“深読み”】&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;今回の「コールドケース」も重くて苦いエピソードだったが、ホラーっぽく演出されているのがこの番組としては意外と斬新で、フレッシュに思ったのは筆者だけだろうか。&lt;br /&gt;ある登場人物の心が病んでいるのではないかと周囲が偽装するプロット自体、よくも悪くもサスペンス的に定番で、それを「コールドケース」風に描いたのが今回は楽しかった。単独犯による犯行でなく共犯者がいたのも、ミステリー好きには楽しめたと思える。&lt;br /&gt;但しこのエピソード、心を病んだ者の子孫も心を病みがちという歪んだ視点の上に終始立脚しているようで、筆者としてはいかがかと思った。そういう視点を差別と見なし、抗議して弾劾していくのが「コールドケース」というドラマだと思うのだが……。&lt;br /&gt;もっとも、レギュラー・キャラに目を向けると、いつもは渋いジェフリーズが聞き込み先で知り合ったセクシーな家政婦ベルに、いきなりハートをわしづかみにされたのが意外で、そこは面白かった。何なんですか、パイとかミルクとか（爆）。それを見つめるヴェラの目が、思わず点になっていると感じたのは筆者だけだろうか。&lt;br /&gt;それと、暴走しがちなヴァレンズが、やはり過去の恋人エリッサのことをまだ忘れられずにいるというのは、「コールドケース」をずっと見ているファンなら、ちょっと同情してしまったのではないか。一連の暴走の原因がそうだとしても、彼には早く幸せになってほしいと願うばかりだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #66ccff;&quot;&gt;【シンディ・ローパー】&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;1980年代から現在まで活躍を続ける米国の女性歌手。「ガールズ・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン」（旧題「ハイスクールはダンステリア」＝笑）、「タイム・アフター・タイム」、「グーニーズはグッド・イナフ」などの曲がヒット。どんな風貌か、ネットで画像を探せば、ヴァレンズがそう呼んだことに頷けるはず（但し最近の風貌は大人しめ）。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #66ccff;&quot;&gt;【カッコーの巣】&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;心の病を持つ人々を描いた小説および映画「カッコーの巣の上で」でも知られる通り、そういう人々を収容した施設を示す。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #66ccff;&quot;&gt;【ラストの曲“The End of The World”】&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;この曲、今シーズンの第9話「ドレス」で、サムがレッドたちに取り囲まれ、いじめられるシーンでも流れていました。同じ曲が、しかも同じシーズンで使われるのは珍しい!?&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #66ccff;&quot;&gt;【ナンシー役のエミリー・ローズ】&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;TV「ブラザーズ＆シスターズ」第2シーズンではリナを演じた。「ER 緊急救命室」第15シーズンにも準レギュラー出演している。余談だがこのエミリー・ローズという名前がホラーっぽい今回に、妙に合っていたと思うのは筆者だけ？&lt;br /&gt;&lt;span style=&quot;color: #66ccff;&quot;&gt;&lt;br /&gt;【現在のダニエル役のロニー・コックス】&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;米国の映画・TV界の名バイ・プレイヤー。「ビバリーヒルズ・コップ」「ロボコップ」「トータル・リコール」などの大ヒット映画に出演。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #66ccff;&quot;&gt;【現在のレイチェル役のフランシス・フィッシャー】&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;英国出身で、ブロードウェイを経てハリウッドに渡り、「許されざる者」「タイタニック」「砂と霧の家」「告発のとき」などの映画に出演。クリント・イーストウッドの娘、フランチェスカ・フィッシャー＝イーストウッドの母親でもある。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #66ccff;&quot;&gt;【リズ役のブレア・グラント】&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;その後、人気ドラマ「HEROES/ヒーローズ」の第3シーズンで、猛スピードで走る新キャラ、ダフニを演じているが、やはり髪形はシンディ・ローパー風（笑）。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>エピソードガイド</dc:subject>

<dc:creator>海外ドラマNAVI スタッフ</dc:creator>
<dc:date>2009-11-01T00:00:00+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://coldcase.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/1014s516bad-rep.html">
<title>10月24日（土）S5#16「チャンス」“Bad Reputation”</title>
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<description>1997年9月7日。フラックヴィル刑務所の一角。強盗罪で12年間も服役してきた男...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;a href=&quot;http://coldcase.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/10/21/161.jpg&quot; onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=250,height=167,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot;&gt;&lt;img width=&quot;150&quot; height=&quot;100&quot; border=&quot;0&quot; alt=&quot;161&quot; title=&quot;161&quot; src=&quot;http://coldcase.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/10/21/161.jpg&quot; style=&quot;margin: 0px 5px 5px 0px; float: left;&quot; /&gt;&lt;/a&gt;
1997年9月7日。フラックヴィル刑務所の一角。強盗罪で12年間も服役してきた男、ピート・ドイルが出所する日だ。他の受刑者たちにピートは、今後は改心して悪の道から足を洗うと誓うが、きっかけは彼に届いた息子ピーティからの手紙だという。ピートは出所したらすぐに愛する息子を訪ねたいと望みを語る。だが、ピートは何者かに殺される。そのそばには44口径リボルバーの拳銃……。ピートの死を知る者は犯人だけなのか。&lt;br /&gt;そして現在。麻薬課のガサ入れの現場に呼び出されるリリーたち。ドラッグの売人の部屋の冷蔵庫から、切断されたピートの右手が発見されたという。売人は10年前、路上に倒れていたピートの遺体から右手と拳銃を盗み、ピートの指紋を売って金にしていた。ピートは改心しなかったのか、それとも……。リリーたちはコールドケースの扉を開く。&lt;br /&gt;逮捕される前のピートはノースフィリーの町で《ピストル・ピート》のあだ名で呼ばれ、“現代のジェシー・ジェームズ”ともいうべき市民の味方だった。しかしピートの当時の妻で、今はバーニーという男性と再婚したジュールズは、出所から1時間後、ピーティに会いに来たピートを追い返したと語る。また、当時のピートの相棒だったトミーは、再びピートを犯罪に誘っても拒絶されたと振り返り、本気で更生しようと決めたピートは懸命に堅気の仕事を探していたという。そして現在のピーティは、出所後のピートとあと1回しか会っていないと語る。バーの掃除の仕事にありついたピートを訪ねたピーティは、そこでピートを面白く思わない警官のダニエルにピートが挑発されながら、それに耐えたと語る。警察を引退した現在のダニエルはピートを憎んでいたと認めるが、トミーが大きなヤマを計画していたことを明かす。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;トミーはジェフリーズから執拗な尋問を受け、弁護士の立会いを要求。リリーはそんなトミーから、ピートが結局その計画に加わったこと、その計画を練ったのが実はピーティだったことを聞き出す。かつて学校に拳銃を持ち込んだ前歴が見つかったピーティは再び警察に呼び出され、やはり父親が自分にとって英雄だったこと、しかし犯行当日、父親に諭されて計画に加わらなかったを語り、ピートたちが襲う予定だった現金輸送車を運転していたのが、現在の父親バーニーだったことも告白する。現在のバーニーはピーティを気づかいつつ、輸送車がピートとトミーに襲われたことを認めるが、ピートの態度は紳士的で、彼に警察への通報を勧められたと明かす。その際にピートは何回も“大当たりだ”と口走っていた。元麻薬課のミラーによれば“大当たり”は潜入警官が使う合言葉だった。&lt;br /&gt;犯人はダニエルだった。カネを目当てにトミーたちの計画に加わったダニエルだが、犯行中にピートが警察への通報を促したと知ると、今までの恨みもあってピートを44口径で射殺したのだ。事件解決と同じ頃、ピーティはジュールズのもとを訪ね、ピートが刑務所から自分に送ったのに今まで彼女が隠していた手紙の1通1通に目を通しだしていた……。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #66ccff;&quot;&gt;【今回の“深読み”】&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;犯罪者の道から足を洗おうと決めた男と、犯罪者としての父親を英雄だと崇めた息子。2人の意識の“ずれ”が悲劇を生んだ、今回の「コールドケース」。具体的な社会問題を背景にすることが多いドラマだが、今回はよりシンプルかつ普遍的に、人が進みたいと望む道と周囲から期待される道との間にギャップがあることの矛盾をダイレクトに描いた、エモーショナルなエピソードに仕上がっていたと思う。&lt;br /&gt;振り返ると今回、それぞれのキャラクターが“ずれ”に悩んでいた。ピートを筆頭に、いい子になるよう望まれながら父親のような“英雄”になりたいと望んだピーティ、出所した相棒ピートが善人に生まれ変わりたいと望んで戸惑ったトミー、市民に尽くしたいと望み、犯罪者を取り締まりながら現実には借金に苦しんでいたダニエル。ピーティの親なのに、彼が元父親を崇拝していたジュールズやバーニーにも同じ苦悩はあっただろう。&lt;br /&gt;中でもピートは、ある意味で殉教者のようであった。クライマックスの回想シーン、ダニエルに拳銃を突きつけられたピートがひざまずく姿勢が、神に祈る者のように見えたのは筆者だけだろうか。善人に生まれ変わったというピートだが、しかし、それまで犯罪を繰り返してきた彼は、自分が思っている以上に罪を背負っていたに違いない。その贖罪の方法は唯一つ、自分の命を投げ出すこと。そしてピートはそれを実行した。&lt;br /&gt;哀しい現実だが、1つだけ希望を残した。それはピートがピーティに送りながら、これまで隠されてきた手紙の数々。そこに何が書かれていたかを知ることは、TVの前の我々に知ることは出来ない。しかし、だからこそ大きな余韻を残す。社会の中で生きることはけっして綺麗ごとだけでは済まされない。どうすれば“ずれ”を無くすことができるのか。その答はおぼろげに、しかし確かに、1人1人の心の中に秘められているはずだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #66ccff;&quot;&gt;【キャグニー】&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;1980年代、エミー賞のドラマ・シリーズ作品賞に2度も輝いた傑作TVドラマ「女刑事キャグニー＆レイシー」の主人公は女性刑事のコンビ。キャグニーは独身のブロンド女性のほうの名字。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #66ccff;&quot;&gt;【セルピコ】&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;1973年の映画「セルピコ」で有名になった実在の麻薬課刑事、フランク・セルピコのこと。ニューヨーク市警の汚職を内部から告発したことで知られる。ここでは署内でのはみ出し者として、リリーはサッカードをこう呼んだようだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #66ccff;&quot;&gt;【サッカルド役のボビー・カナヴェイル】&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;麻薬課のオフビートな刑事だが現場経験が豊かで記憶力にも優れ、リリーにも関心がありそうなサッカルド。ここだけの話、これからも登場する要注目キャラ。演じるカナヴェイルは、かつてWOWOWが放送したドラマ「サード・ウォッチ」で救命士ボビーを演じたカナヴェイル。どんなイメージチェンジを見せてくれるのか、今後もご期待を。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #66ccff;&quot;&gt;【ピート役のジョン・パイパー＝ファーガソン】&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;ピート役を存在感たっぷりに演じた1964年オーストラリア生まれの俳優。色々なドラマにゲスト出演しているが、最近では「ブラザーズ＆シスターズ」でジョー・ウェドンを演じている。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>エピソードガイド</dc:subject>

<dc:creator>海外ドラマNAVI スタッフ</dc:creator>
<dc:date>2009-10-25T00:00:00+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://coldcase.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/1017s515the-roa.html">
<title>10月17日（土）S5#15「地下室」“The Road”</title>
<link>http://coldcase.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/1017s515the-roa.html</link>
<description>2007年8月12日。ブレンダとデヴィッドの婚約を祝うパーティの会場。友人たちは...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #66ccff;&quot;&gt;&lt;a href=&quot;http://coldcase.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/10/15/151.jpg&quot; onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=250,height=167,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot;&gt;&lt;img width=&quot;150&quot; height=&quot;100&quot; border=&quot;0&quot; alt=&quot;151&quot; title=&quot;151&quot; src=&quot;http://coldcase.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/10/15/151.jpg&quot; style=&quot;margin: 0px 5px 5px 0px; float: left;&quot; /&gt;&lt;/a&gt;&lt;/span&gt;
2007年8月12日。ブレンダとデヴィッドの婚約を祝うパーティの会場。友人たちはビデオカメラに向かって2人へのメッセージを語りかける。幸せいっぱいのブレンダは、30年後に2人は介護ベッドで孫たちに囲まれているだろうとカメラに話す。その背後で、駐車場にライトを消し忘れた車があるという声が。ブレンダの車らしく、彼女はデヴィッドにキスすると駐車場へ。しかし彼女は会場に戻らず、心配したデヴィッドが探すと、駐車場には彼女のブーケが落ちていた。そしてそれには真っ赤な血が……。&lt;br /&gt;数か月後の現在。ウエストヴァージニア州からフィラデルフィア市警に、ブレンダが失踪した際に駐車場で目撃された車が盗難車として発見されたという連絡が。すでにブレンダは殺された後かもしれないが、まずは盗難車を運転していた容疑者を取り調べなければならない。ブーケについた血も容疑者のものだ。車でウエストヴァージニアに行って帰ってくるのに一晩はかかりそうだが、まずリリーが、そしてヴァレンズが護送役に志願。リリーたちはコールドケースの扉を開く。&lt;br /&gt;ウエストヴァージニアの警察に到着したリリーたちは容疑者ジョン・スミスを引き取り、帰りの車内で事情聴取を開始。しかしスミスはリリーがケンジントン生まれなのか尋ねるなど、リリーたちを挑発。そんなスミスはブレンダのことを熟知しているように振る舞って彼女を油断させた上、彼女を誘拐したと自白するが、性的な目的は無かったという。デヴィッドによれば、ブレンダはパーティ用に自分たちの思い出を集めたビデオを準備していた。また盗難車がニューアークの町で駐車違反を重ねていたと分かり、ヴェラとミラーは現地へ。ある建物を怪しいと睨んだ2人が突入すると、人間を監禁するためと思しき地下室が見つかる。しかしブレンダの姿は見当たらない。スミスがやたらとブレンダについて詳しいことから、彼が思い出ビデオを見ていた可能性が浮上する。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;調べると、スミスがビデオ編集会社に勤務してブレンダたちのビデオを見ていたこと、そしスミスが1年毎に都市から都市へと転職していること、各都市で1人ずつ女性客が失踪していることが分かる。スミスは5つの都市の5つの地下室で、5人の女性を監禁していた。しかしニューアークで見つかった遺体はブレンダでなく、以前スミスに誘拐された1人だった。ミラーはこれまで犠牲者たちを映したビデオを見比べ、彼女たちにはいずれも“心の支え”があったと気づく。ついに怒りが爆発したヴァレンズは車を停め、力づくでスミスからブレンダの居場所を聞き出そうとするが、スミスはあっさりと少し先の森の中に隠したと証言。リリーたちがスミスを連れて向かうと、そこには干乾びた井戸が。子供の頃、そこで溺れていた女性を見殺しにして以来、スミスは“心の支え”を失った女性に異常な関心を寄せるようになった。&lt;br /&gt;だがリリーは、ブレンダが最後に口ずさんでいたというメロディをスミスから聞き、ひらめく。“悲しみと恐れを追い払い、道を照らせ”。それはケンジントンの教会の鐘が毎朝奏でる歌だった。ブレンダの心はまだ折れていなかった。リリーはケンジントンに急行し、教会の近くの建物の地下室で、まだ生きていたブレンダを発見。ブレンダは再会したデヴィッドと強く抱き合うのだった……。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #66ccff;&quot;&gt;【今回の“深読み”】&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;今回はいつものパターンから飛び出した「コールドケース」。最後に犯人が分かるのではなく、先に犯人が自白した上、まだ生きているかもしれない被害者を探すというサスペンス感重視の構成で、これはこれで楽しめた。&lt;br /&gt;原題は“The Road（道）”。これはリリーたちがスミスを護送した道（真っ暗だったのが実に象徴的）であると同時に、事件解決の糸口となった歌の一部、“道を照らせ”の“道”であるのが巧い。誰もが胸に抱く“心の支え”に懐疑的なスミスは、恐らく神も信じていないのだろう。だからこそ、ブレンダが口ずさんだのが教会の歌であると気づかず、リリーに逆転されてしまった。今回リリーが、苦手なはずの“森”（第2シーズンを思い出そう）でがんばったのもファンには嬉しかった。&lt;br /&gt;さらに深読みすると、スペルは異なるが、The RoadはThe Load（神）と似ているのが興味深い。theがつかないLoadには権力者・主人という意味もあって、それはスミスが被害者たちを利用してなろうと野望を抱いたものだったかも。&lt;br /&gt;そして今シーズン第8話「ゲーム」に続いて連続殺人事件が題材だったのも見もの。特に今回は複数の州で事件が発生し、あと数時間で「クリミナル・マインド」でおなじみのBAUが駆けつけていただろう（多分＝笑）。しかし、殺人課の面々はそれぞれ奮闘し（地下室を見たスティルマンが「捕虜収容所のようだ」と言ったのはさすが戦場帰り）、FBI到着の前に（？）事件を解決。ここまでホッとさせられた結末は第4シーズン第8話の「ホタル」以来か。&lt;br /&gt;不気味な名前のジョン・スミス（後述）がなぜこんな性格になったかという背景こそ見えないが、やるべきことをやったリリーたち（例によってヴァレンズは荒っぽすぎたが結果的にOK？）に拍手を送りたいエピソードだった。今シーズンはあと残り3話。引き続いて楽しみたい！&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #66ccff;&quot;&gt;【ジョン・スミス】&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;英語圏で最もよくある名前の1つ。それが転じて日本でいう“名無しの権兵衛”的な使われ方をされる。殺人課の資料箱に書かれた身元不明の犠牲者、John Doe（男性）とJane Doe（女性）もそう。だからこそ本作の犯人には、まさに得体の知れない怖さがあった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #66ccff;&quot;&gt;【ニューアーク】&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;日本人にとってはニュージャージー州にある空港が思い出されるが、実は全米各地にある地名。フィラデルフィアにも実在する。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #66ccff;&quot;&gt;【BGM1曲目を歌ったRihanna（リアーナ）】&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;お気づきの方も多いだろうが、前話「ピアノ」で最初にかかったBGM“SOS”も歌姫リアーナの曲だった。2話連続で1曲目が同じアーティストの曲だったのは番組史上初！&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>エピソードガイド</dc:subject>

<dc:creator>海外ドラマNAVI スタッフ</dc:creator>
<dc:date>2009-10-18T00:00:00+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://coldcase.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/1010s514andy-in.html">
<title>10月10日（土）S5#14「ピアノ」“Andy in C Minor”</title>
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<description>2006年12月4日。ある夜、学校の校長室に忍び込んだ2人の男子生徒、アンディと...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=250,height=167,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://coldcase.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/10/09/014.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;014&quot; height=&quot;100&quot; alt=&quot;014&quot; src=&quot;http://coldcase.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/10/09/014.jpg&quot; width=&quot;150&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; 2006年12月4日。ある夜、学校の校長室に忍び込んだ2人の男子生徒、アンディとカルロス。引き出しの中にウォッカの瓶を見つけて大喜び。2人はそれを寮のパーティーで学友たちにふるまうが、どんちゃん騒ぎの渦中に女性の校長ヴィヴィアンがやって来る。その学校はろうあ学校だったが、アンディは手話で校長を言いくるめあと1曲だけ騒いでいいと許可を得る。盛り上がる若者たち。だが数日後に始まったクリスマス休暇にアンディは自宅から姿を消す。警察は彼が家出したものと考え、失踪事件にしていた……。&lt;br /&gt;そして現在。ろうあ学校の倉庫にあるピアノにアンディの血液が付着しているのが判明。科学捜査班が血液に反応するライトを当てると、倉庫中に血を拭き取った跡が。失踪事件ではなく殺人事件の可能性が高まる。リリーたちはコールドケースの扉を開く。校長によればアンディは両親も揃ってろうあで、7歳の時に脊髄膜炎が原因で聴力を失ったという。しかし性格は陽気で、学業も優秀で、生徒の間で人気者だった。そして倉庫の鍵をボランティアの少女エマに預けたと思い出す。飲酒運転の罰でボランティアに来ていたエマは現在、アンディと言い争いになったことを認めるが、2日後に彼と和解したこと、女生徒のリアがアンディのガールフレンドを気取り、アンディのストーカー風だったことを明かす。現在のリアは人工内耳のおかげで聴力を得ていたが犯行を否定し、アンディが親友カルロスと、アンディとエマが始めた交際をめぐって対立していたと振り返る。カルロスはエマに人工耳を勧められるだろうと決めつけ、アンディを“あっちの世界”に引きずり込む気だと言い放っていた。補導歴があるカルロスだが現在、意外な事実を明かす。聴力を失う前、ピアノの神童だったアンディだが、彼と娘の交際が気に喰わないエマの父親ウォーカーに脅されていたという。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;現在のウォーカーは当時、校長がアンディの肩を持ち、エマを解雇したことから2人の関係を怪しむ。しかし校長はアンディに味方した理由を、人工耳の手術を受けたがったアンディが父親に猛反対され、彼を心配したからだという。結果的にフラれる形になったエマのしわざではないかと思われるが、現在のエマはそれでもアンディを励まし続け、倉庫の鍵を彼に預けたと告白する。ついにアンディの遺体が見つかる。そのそばには人工耳が。アンディは殺される直前、手術を受けていたのだ。手術の書類には彼の父親のサインがあった。父親は、息子を自由にして自分たちと異なる道に進ませようと思い直したといい、手術にカルロスが同行したことを語る。&lt;br /&gt;犯人はカルロスだった。アンディが手術に成功する一方、自分の快復は望めず、倉庫でピアノを弾くアンディを見たカルロスは、衝動的にアンディの頭にメトロノームを振り下ろしてしまった……。&lt;br /&gt;その頃、ミラーは娘ヴェロニカを父親ジャロッドに会わすのを拒み続けていたが、ヴェラにその理由を問われ、麻薬課時代の荒んだ自分を娘に知られたくないからだと語る。だが苦悩の末、娘をジャロッドに対面させることに……。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #66ccff;&quot;&gt;【今回の“深読み”】&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;このブログで既に何度も使った表現だが、“今回も重かった”「コールドケース」。見る人それぞれに考えさせられることがあったと思うが、筆者なりに深読みしてみよう。&lt;br /&gt;差別の問題が一筋縄でいかないのは、差別する者と差別される者という二元論ですべてを語り尽くせないことだ。つまり、差別されているとされる側の中にもまた、その中で差別が生まれる可能性があること。今回の「コールドケース」でいうと、アンディと両親の間にも、アンディの両親の間にも、親友同士のアンディとカルロスの間にも、どこにも隔たりがあった。工場で作られるような規格品と人間は絶対に異なるのだ。十人十色どころか十万人十万色、いや十億人十億色といえるほど、同じ人間はけっしていない。だからこそ、そこに価値観のズレが生じる。ひょっとしたら感覚のズレがそれに輪をかけるかもしれない。あえていうなら、人間が機械のように作られない限り、差別は無くならないともいえる。今回が初めてでないとはいえ、いつもは差別する者と差別される者の間に生じる軋轢を描くことが多い「コールドケース」だが、今回は一歩踏み込んで差別される者同士の生々しい関係を真正面から見つめた、その姿勢が何よりも重厚だった。&lt;br /&gt;今回のエピソードの原題は“Andy in C Minor”。Minorは音楽において短調や短音階を意味するが、一般的な英語としては“小さい”という意味もある。つまり意訳すると“小さなアンディ”となり、ろうあの両親のもとに健常者として生まれたアンディの微妙なポジションを表したかのようだ。では、何にどう救いを求めるべきか。今回のエピソードからひとつ学べるのは、“あっちの世界”という言い回しに集約されるのではないか。あっちの世界とこっちの世界は異なる、ではどっちの世界に属するのかという問いに、本当に意味はあるのか。世界そのものに意味が無いなら、そこにいる意味は誰にだって無い。誰もがいつの間にか、ひとつの大きな価値観に頼って生きているのが現代社会だが、それはけっして必然的なものではない。個人それぞれが自分の価値観を大事にして生きるしかない。そんな世界は息が詰まりそうな世界かもしれないが、自由はそこにしか無いにちがいない。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #66ccff;&quot;&gt;【アメリカ手話】&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;アメリカやカナダで使われている手話。しかし、同じように英語が普及しているイギリスには、これとは別に“イギリス手話”があるというのが複雑。“アメリカ手話”は“フランス手話”の影響を大きく受けているため、“イギリス手話”と大きく異なるという。世界共通の“国際手話”もあるが、これにも“アメリカ手話”と“イギリス手話”、両者の影響が見られるという。具体的な事例は今回の「コールドケース」からは分からないが、まずは人と人のコミュニケーションの難しさが凝縮されたかのようで興味深い。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>エピソードガイド</dc:subject>

<dc:creator>海外ドラマNAVI スタッフ</dc:creator>
<dc:date>2009-10-11T00:00:00+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://coldcase.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/103s513spiders-.html">
<title>10月3日（土）S5#13「悪魔」“Spiders”</title>
<link>http://coldcase.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/103s513spiders-.html</link>
<description>1998年5月12日。裁判所で落ち着かない若い女性タミラはトルイットという青年に...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=250,height=167,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://coldcase.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/10/02/111111.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;111111&quot; height=&quot;100&quot; alt=&quot;111111&quot; src=&quot;http://coldcase.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/10/02/111111.jpg&quot; width=&quot;150&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; 1998年5月12日。裁判所で落ち着かない若い女性タミラはトルイットという青年に声をかけられる。タミラは、自分が証言する裁判は父親が被告だという。タミラの手には虐待の痕が。トルイットは自分のあだ名が“スパイダー(蜘蛛)”だといい、蚊やハエだらけの世の中で蜘蛛は必要だという。そんなトルイットは自分が身に覚えのない容疑に巻き込まれたといい、裁判が終わったらデートしようとタミラに提案。少し悩んだ後、タミラはそれを受け入れる。しかし8月、タミラは何者かに撲殺されてしまう。&lt;br /&gt;そして現在、リリーたちはタミラの訴訟を担当した福祉局の弁護士カーリーから、17歳で亡くなったタミラのことを聞かされる。母を亡くしたタミラは2人暮らししていたスライから虐待を受け、それを理由にスライからの自立を訴えたが敗訴していた。しかもスライは娘の死後、半年も社会保障小切手を受け取っていた。さらにスライは現在、3歳の里子に暴力をふるって昏睡状態にしてしまった。リリーたちはコールドケースの扉を開く。&lt;br /&gt;現在のスライは、タミラと最後に会ったのは彼女が殺される1週間前で、タミラは交際していたスパイダーという男に連れ去られたこと、スパイダーが日産アルティマに乗っていたことと証言。アルティマの本当の所有者であるエリオットは現在、スパイダーの本当の名前がトルイットだと明かし、もうトルイットと友人でないという。そして親の問題を抱えていたエリオットはトルイットの家で世話になったが、そこに家出したタミラもいたこと、トルイットの家がネオナチのたまり場でだったことを証言する。現在のトルイットは自由連合という政治組織の一員だが、当時自分とタミラは愛し合っていたと主張。刑事たちは、トルイットが彼女に何かさせることで“勇気”を示させたと推測する。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;当時の記録からタミラが殺される直前、ホンジュラス人の女性ノラがネオナチの誰かに拉致されたと分かる。当時4歳だったノラの息子ミゲールは、犯行現場にタミラ、トルイット、ネオナチ仲間のリンゼイがいたこと、トルイットに命じられたタミラがノラを撃ったことを苦渋しながら思い出す。しかしノラの遺体は見つからず、現在のリンゼイはネオナチから足を洗ったことや自分がトルイットの子供を産んだことを語る。そして本当はトルイットがノラを撃ち殺し、遺体を運び去ったと認める。警察はトルイットを逮捕するが、タミラは殺していないという。そしてトルイットの母親レイアンは究極の白人至上主義者だったが、警察で意外な事実を明かす。&lt;br /&gt;犯人はエリオットだった。彼はネオナチから抜けたがったタミラの逃亡を手伝ったかに見せて、その後を追って彼女を撲殺した。もう1人の犯人レイアンは、ユダヤ人の母親を持つエリオットのコンプレックスにつけこみ、エリオットをそそのかしたのだ。ネオナチを抜けたふりをしていたエリオットだが、実は今も白人至上主義を信奉していた……。&lt;br /&gt;一方、ミラーはジャロッドというアフリカ系男性の訪問を受けてとまどう。彼はミラーの娘ヴェロニカの父親で、刑務所から戻ってきていた。更生すべくフィラデルフィアを離れようと決めたジャロッドはその前に、一目娘に会いたいとミラーに頼むが、ミラーは彼を敢然と拒否する……。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #66ccff;&quot;&gt;【今回の“深読み”】&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;いやー恐ろしかった、今回の「コールドケース」。ホラー映画のような残虐場面はないのに、吐き気すら覚えたのは筆者だけでないはず。米国社会の闇は非常に深いようだ。&lt;br /&gt;この番組らしく徹底していると思ったのは、ネオナチや白人至上主義を支える社会的背景まで描いていた点(後述)。要約すると、弱者の中には自分を守るため、自分よりも弱い者を攻撃する者がいるということで、こんなに残酷なことはない。そして、ナチスが結党された頃のドイツや貧富の差が拡大した近年の米国にかぎらず、いつの時代も、どこの国でも、こうした世相が生まれるということ。だからそれを防ぐべく、そのことを誰もが意識しなければならないと痛感させられた。&lt;br /&gt;今回は、トルイットやエリオットだけでなく、里子を受け入れていたのは社会保障給付を受けるためと思われるスライ(虐待癖が全然治っていないのに!)、トルイットですら自分より凄いと認めるレイアン(言葉だけでエリオットを洗脳したのだとしたら怖い!)、若さゆえの過ちといい平然と無罪を主張したリンゼイ(無神経!)、森の中の自由連合のアジトで銃を持っていた護衛たち(米国の森に足を踏み入れたくない!)、それと普通の市民に見えて自由連合の集会に出席していた大勢など、筆者はみんな怖かった。&lt;br /&gt;エリオットの豹変をクライマックスに持ってきた脚本も巧かったが、その他の演出も凝っていた。過去の場面がモノクロに少し色が付いただけという映像だったのは、今回の元ネタになったといってもいい、1998年(!)の映画「アメリカン・ヒストリーX」の影響だろう。エドワード・ノートンがネオナチ青年を熱演し、アカデミー主演男優賞にノミネートされた作品だが、過去の場面をモノクロで描く演出だった。トルイットがタミラに握らせた拳銃が、ドイツ製のワルサーだというのもネオナチらしかった。&lt;br /&gt;但し重箱の隅をつつくと、白人至上主義者のエリオットがなぜ日本車を所有していたのか、ちょっと引っかかった。いや、当時から表向きは白人至上主義者じゃないと偽装していたのか。そこまで考えていたとしたら、「コールドケース」の脚本家は凄い!&lt;br /&gt;レギュラー陣では、シングルマザーのミラーの娘の父親がついに登場。彼のせめてもの願いを断固拒絶したミラーだが、そんな固い意志を持てれば、危険な思想に染まることはないという作り手たちのメッセージを感じた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #66ccff;&quot;&gt;【ネオナチ】&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;発祥の地ドイツでは第二次世界大戦後、ナチスの残党が始めたものだったが、いつしか外国人を暴力的に排斥しようとする若者たちがネオナチの名を語り始めたという。彼らのトレードマークがスキンヘッドなのは有名だろう。そして元々いた白人至上主義者たちがネオナチと結びついたというのが米国の事情のようだ。ネオナチは中欧・東欧諸国にも大勢いるという。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>エピソードガイド</dc:subject>

<dc:creator>海外ドラマNAVI スタッフ</dc:creator>
<dc:date>2009-10-03T23:50:00+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://coldcase.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/926s512sabotage.html">
<title>9月26日（土）S5#12「ジョン・ヘンリー」“Sabotage”</title>
<link>http://coldcase.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/926s512sabotage.html</link>
<description>1999年12月26日。クリスマス直後のバーゲンで沸く家電量販店。仕事の合間に若...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=250,height=167,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://coldcase.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/09/25/12.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;12&quot; height=&quot;100&quot; alt=&quot;12&quot; src=&quot;http://coldcase.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/09/25/12.jpg&quot; width=&quot;150&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; 1999年12月26日。クリスマス直後のバーゲンで沸く家電量販店。仕事の合間に若い男女の店員が冗談を言い合う一方、どこかで誰かが爆弾を製造中。仕事に戻った男性店員カートが入って行った扉は直後、大爆発で吹き飛ぶ。カートは亡くなり、6人が負傷する。&lt;br /&gt;そして現在、ある朝スポーツジムのロッカーが爆発し、元空軍パイロットのジョンが手を吹き飛ばされた上、6人が軽傷を負う爆弾事件が発生。スティルマンに呼び出されたリリーたちは、99年に家電量販店、01年にエンジニアリング会社、03年に郡立病院でも同じ手口の爆弾事件が起きていたと聞かされ、コールドケースの扉を開く。&lt;br /&gt;この連続爆弾事件、01年のキネティック・コア社では社員のシュミットが失明し、03年の事件では内科助手のロデリックが死亡していたが、被害者たちの接点はゼロ。手術が終わったジョンはリリーに爆発の直後、口笛を吹きながら立ち去る男がいたと証言するが、顔は見なかったという。ジムの清掃員ペレスは事件の直前、爆発するロッカーにオルゴールがあったと思い出す。爆弾に使われた木製のオルゴールについてメーカーに尋ねると、フィラデルフィアに住むバクスターという男にジョン・ヘンリーという型のオルゴールを複数売ったと分かる。警察はオルゴールの送り先のアパートに突入するが誰もおらず、事件の被害者の一部が載った新聞記事の切り抜きの数々が見つかる。そんな新聞記事の中に、ジムの会員だったルークという男性が。狙われたのはジョンではなく彼だったのか。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;銀行マンのルークは仕事上トラブルは無かったというが、ルークの妻ベスは怪しい電話を受けたと思い出し、電話の向こうの男は彼女から夫がジムに行く時間を聞き出していた。ルークはたまたまジムに行かなかったという。トマス検事補がある事実を突き止める。それは、バクスターは95年から刑務所にいるというもの。ヴェラたちが面会したバクスターの腕には“ジョン”と“ヘンリー”というタトゥーが。バクスターは息子2人の名前だという。犯人はジョン・ヘンリーという名前にメッセージをこめたようだ。バクスターの名を騙る男が利用した図書館の係員によれば男はジョン・ヘンリー通りに住んだと語っていたが、そこにはキネティック・コア社の看板が。調べると96年、ある家の所有権をめぐって裁判が起きていた。住宅の所有者ロッシリーニは再開発に最後まで抵抗したが破産し、99年に姿を消していた。実は彼ははキネティック・コア社に10年勤めたが解雇され、会社を恨んでいた。現在のシュミットはリストラしたロッシリーニが機械工学の修士号を持っていたと証言し、ロッシリーニの元妻は離婚する前、当時4歳の娘ソフィアが小児がんである網膜芽細胞腫にかかり、病院の関係者に八つ当たりしていたと認める。病院の関係者とは03年の犠牲者、ロデリックだ。&lt;br /&gt;とうとう捜査にスティルマンが恐れていたようなFBIの介入が加わり、リリーたちは捜査を急ぐ。ロッシリーニの弟ルチアーノは、爆破された家電量販店を経営していた。現在のルチアーノは家が取り壊される日、自分たちの父親がオルゴール職人だったのが誇りだという兄とケンカしたと振り返る。2人の父親は20丁目駅でも仕事をしていた。&lt;br /&gt;犯人は、やはりロッシリーニだった。20丁目駅にオルゴールを持って立てこもったロッシリーニを警察は包囲し、スティルマンが説得を開始。ロッシリーニは99年、弟の家電量販店で不良品の返品を断られ、最初の犯行に及んだと語る。その光景を見守るリリーは、ロッシリーニが実は爆弾を持っておらず、他の場所に仕掛けたと考え、ルークの家を護衛しているヴェラの携帯に一報を入れる。携帯の向こうで爆発音が聞こえた途端、ロッシリーニはすぐに警察に投降。しかしルークの家族は無事助かった……。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ヴァレンズはトマスとの交際を続けてきたが、トマスが爆弾事件の捜査をFBIにリークしたことで彼女と別れることを決める……。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #66ccff;&quot;&gt;【今回の“深読み”】&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;お約束ともいうべきパターンを幾つか崩していたのが意欲的だった今回の「コールドケース」。崩されたパターンその1は、犯行が複数の年にまたがること。だからかBGMの各ナンバーが発表された年度もバラバラだった。だからこそ毎年クリスマスになると流れるワム!の定番「ラスト・クリスマス」を使ったのが、逆に効果的だったと思える。&lt;br /&gt;崩されたパターンその2は、ひどい言い方かもしれないが、犯人にも犠牲者にも同情できる人物があまりいなかったこと。かつて日本の刑事ドラマ「特捜最前線」にもそんなエピソードが幾つかあったと記憶するが、まさか「コールドケース」で復活するとは(笑)。被害者のほうは気の毒なジョンを除くとしても、中国製品を小馬鹿にするカート、患者に冷たいロデリック、ロッシリーニをリストラしたシュミットと、いずれも問題ありだ。&lt;br /&gt;とはいえ、一番問題だったのは、やはりロッシリーニ。幾ら自分やその価値観を否定されたとはいえ、やっていることは逆恨みそのもので、最後もルークを狙ったというよりその妻子を危険にさらしただけで、ロッシリーニが爆弾を別の場所に仕掛けたとリリーが気づかなかったらどうなっていたのか冷や冷やもの。ロッシリーニの一番の誤解は、自分を庶民の英雄、ジョン・ヘンリー(後述)になぞらえて正当化しようとしたことである。当たり前だが、ジョン・ヘンリーは誰も殺そうとしなかったのだから。&lt;br /&gt;とはいえ、そういう筆者もジョン・ヘンリーのことをよく知らず、今回は大いに勉強になったという点や、社会派ミステリーの面目躍如だったという点で「コールドケース」ならではのエピソードに仕上がっており楽しめたというのも、また事実である。一説によればユナボマー事件(これも後述する)をモデルにしたという独自の視点も楽しめた。&lt;br /&gt;レギュラーの刑事陣に目を向けると、ロペスを相手に久しぶりにスペイン語を聞かせたヴァレンズだが、またも女性運の無さを証明するとは……。次の恋人が心配です(笑)。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #66ccff;&quot;&gt;【ジョン・ヘンリー】&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;19世紀の米国、人間の労働力が機械に取って換わられていく中、人間の労働力が機械に劣らないことを証明したという、米国の労働者階級にとっての伝説的英雄。とはいえ、ロッシリーニは学生時代に学んだ機械工学を応用して爆弾を作り(むしろ反ジョン・ヘンリー的だ)、まったく罪のない者まで傷つけたのはどうにもこうにも許されようがない。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #66ccff;&quot;&gt;【ユナボマー事件】&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;1978年から1995年にかけてカリフォルニア大学バークレー校の元助教授、セオドア・ジョン・カジンスキーが起こした連続爆弾事件。全米各地の大学と航空業界関係者に爆発物を送りつけ、3人を殺害し、約30人を負傷させた。カジンスキーがおかしかったのは、「産業社会とその未来」と名付けた犯行声明。産業革命は悪で、自然回帰を促す内容だったというが、やったことといえば只の爆弾魔。その点、「コールドケース」の今回のロッシリーニとそっくりで、モデルにされたと指摘されれば合点がいく存在である。ちなみにカジンスキーには終身刑が言い渡され、現在も刑務所で服役中である。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>エピソードガイド</dc:subject>

<dc:creator>海外ドラマNAVI スタッフ</dc:creator>
<dc:date>2009-09-27T00:00:00+09:00</dc:date>
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<title>9月19日（土）S5#11「封筒」“Family 8108”</title>
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<description>1942年4月5日、カリフォルニア州サニーデール。平和な住宅街で幸せに暮らす日系...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=250,height=167,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://coldcase.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/09/18/11_2.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;11_2&quot; height=&quot;100&quot; alt=&quot;11_2&quot; src=&quot;http://coldcase.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/09/18/11_2.jpg&quot; width=&quot;150&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; 1942年4月5日、カリフォルニア州サニーデール。平和な住宅街で幸せに暮らす日系人のタカハシ家だが、ある通告を知って血の気が引く。それは日系人すべてに退去を迫るものだった。それから約3年8か月後の45年12月1日、タカハシ家の父親レイは遠くフィラデルフィア、ある駅の階段の下で遺体となって見つかるが、警察はレイが酔っぱらいに突き飛ばされたと捜査を打ち切る。&lt;br /&gt;そして現在、レイの娘バーバラはフィラデルフィア市警に、父親が殺された事件の真相究明を依頼。バーバラの兄ビリーは第二次世界大戦で戦死していた他、バーバラは収容所生まれだったが、バーバラは母イヴリンに政府から賠償金の小切手が届いたことから、初めてそのことを知った。母は収容所暮らしを恥じて娘に隠し、娘に笑顔を1度も見せずにいた。リリーたちはコールドケースの扉を開く。&lt;br /&gt;捜査の手がかりは亡くなった時にレイが握りしめていた封筒だけ。宛先はタカハシ家が送り込まれたカリフォルニア州マンザナーの収容所で、差出人は不明。マンザナー収容所には当時、10万人以上の日系人が財産を奪われた上で収容されていた。現在のイヴリンは収容所の初日、日系人嫌いの看守ラリーとレイが揉めたと証言。事件当時ラリーはイタリアに駐在したが、1945年12月には陸軍対海軍のフットボール戦を観戦するため、フィラデルフィアにいて、同じ会場で第二次大戦の勲章授与式も行われていた。現在のラリーは自分のアリバイを主張し、タカハシ夫妻のケンカを見たと証言する。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;スティルマンが停職後に警察を辞めようとしていると知ったリリーは、陸軍出身のスティルマンに助言を求めることに。スティルマンは封筒がフランスの陸軍郵便局から出されたこと、検閲を通っていないので将校クラスが出したと指摘。当時軍で将校だったビリーの幼なじみの白人、スキップはレイに入隊を薦められたビリーだが、絵を描くのが好きなど大人しいビリーが難色を示したため、説得のために収容所に行ったと回想。レイが同じ日系人のシンジと揉めていたという。シンジは若者たちに入隊を勧めるレイと対立したが、レイのせいでマンザナーより過酷なトゥールレイクの収容所に移されていた。現在のシンジはレイが収容所で働く白人教師メアリー・アンと親密だったと証言。現在のメアリー・アンはレイと1度だけキスしたと認めるが、妻を愛するレイとそれ以上の仲にならなかったと主張。そして2人の関係を知ったビリーがやけになって入隊したと振り返る。当時バーバラを身ごもっていたイヴリンは、自分は嫉妬しなかったと否定。そしてビリーの戦死を伝える訃報が届いた日、シンジの息子の戦死も判明したという。また1945年の12月、シンジもフィラデルフィアにいたとわかる。&lt;br /&gt;現在のシンジはマンザナーに届いたビリーの手紙を、自分と同じく息子を犠牲にした者同士、レイに親切心から運んだだけだと主張。レイは米国に対する信頼心・忠誠心をすっかり失っていたが、手紙を読んだ途端、レイが“ビリーの勲章をもらう”と言い出したとも思い出す。勲章を貰うには上官の推薦状が必要だったが、ビリーが戦死したフランスの戦場で彼の上官だったのは……。&lt;br /&gt;犯人はスキップだった。南太平洋で日本軍と戦ううち、日系人に不信を覚えたスキップは日系人を敵として見るようになり、カッとなってレイを駅の階段から突き落とした。そんなスキップは、その時レイが持っていた封筒の中の手紙を今も持っており、そこにはビリーが、ケンカ別れした父とやり直したいという言葉があった……。&lt;br /&gt;一方、リリーら部下たちから信頼されていると気づいたスティルマンは退職しないことを決意する。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #66ccff;&quot;&gt;【今回の“深読み”】&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;いきなりだが、今回の「コールドケース」が全米放送された日を調べてみて驚いた。2007年12月9日(現地時間)、つまりその65年前に日本が真珠湾を攻撃した日の2日後だったのだ。エピソード自体も感動的だったが、この番組のスタッフがそこまで考えて作っていることに、あらためて感心させられた。太平洋戦争中、日系人が強制収容されたことは有名な話だろう。社会的差別を憎む「コールドケース」がこの史実を題材にしたことに筆者は感謝したい。&lt;br /&gt;被害者レイについて考える。日本生まれでなく米国で生まれたのに、買ったばかりの車(カリフォルニアの市民の象徴でもある)など財産を奪われ、しかも愛する息子まで奪われた、その心境は悲しいというのを通り越してすべてが虚しく思えるほどだったろう。ビリーに勲章をとスキップに詰め寄った時、レイの祖国・米国に対する愛情は憎しみに転じたのかも。一方、スキップにも少しだけ同情できる点が。最終的に米国が勝利したとはいえ南太平洋の激戦は凄まじく、まだビリーと同じ世代の少年だったスキップもPTSD(心的外傷後ストレス障害)にかかっていたかもしれない。&lt;br /&gt;もう1つ、印象に残ったのは、かつてレイとケンカした白人ラリーがミラーに言った、“9・11の後、飛行機で隣にアラブ系が座るのは嫌じゃなかったか”という一言。有色人種のミラーだからこそこの言葉の重みは分かったはず。&lt;br /&gt;人間は愚かで、戦争も人種差別もいつの時代にも無くならない、だからこそ過去に習い学ぼうという番組の姿勢を再確認させられた、今回の「コールドケース」だ。&lt;br /&gt;レギュラー陣に目を向けると、“スティルマンが辞職!?”という冒頭の話題にびっくり。彼の娘のようなリリーがそれを思いとどまらせようとしたのが可愛い。以前も紹介されたが、スティルマンはベトナム帰りの元軍人。陸軍が絡んだ今回の事件に協力するうち、今は殺人課が自分の戦場だと思ったのか。だとしたらカッコいい!&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #66ccff;&quot;&gt;【マンザナー強制収容所】&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;太平洋戦争中、強制収容された日系米国人は約12万人もいたが、そのうちの約1万人が送り込まれたのがマンザナーの収容所。42年12月には暴動が起きるなど混乱した結果、今エピソードのように反抗的な収容者がトゥールレイクの収容所に転送させられたというのは史実である。日本未放送だが、1976年にTV“Farewell to Mazanar”が全米放送され、戦時中に実際に収容されたパット・モリタをはじめ、マコ岩松らが出演し、ヒロ・ナリタが撮影監督をつとめた。また、余談だが、日系2世であるジャニー喜多川とその姉メリー喜多川も収容された経験がある。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #66ccff;&quot;&gt;【第442連隊】&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;正式名称は米陸軍第442連隊戦闘団。日系人の強制収用を批判されたこと、ハワイの日系二世約1､400名を再編した“第100歩兵大隊”の成功を受けて米政府は1943年2月、日系人による部隊が編制すると発表。本土の強制収容所からは約800名が志願した。敵に寝返らないか心配されたため、彼らは太平洋戦線でなく欧州戦線に出征。累積死傷率は310～320%という驚異的数字で(何度も負傷しては戦場に戻った兵士もいたのだろう)、米陸軍史上でもっとも多くの勲章を受けた部隊となった。だからこそ、レイの悔しさが分かる。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #66ccff;&quot;&gt;【美術監督のレイ・ヤマガタ】&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;「コールドケース」に何人かいる美術監督の1人。名前から察するに日系人だと思われるが、今回は収容所のセットなど、はりきって手がけたのではないか。この人、「LOST」「エイリアス」にも参加。がんばってほしいものです。&lt;/p&gt;</content:encoded>


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<dc:creator>海外ドラマNAVI スタッフ</dc:creator>
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<item rdf:about="http://coldcase.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/912s510justice-.html">
<title>9月12日（土）S5#10「掲示板」“Justice”</title>
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<description>1982年5月18日。ある大学の卒業式。堂々とした態度で答辞を読み上げる、学生代...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=250,height=167,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://coldcase.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/09/11/010.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;010&quot; height=&quot;100&quot; alt=&quot;010&quot; src=&quot;http://coldcase.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/09/11/010.jpg&quot; width=&quot;150&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; 1982年5月18日。ある大学の卒業式。堂々とした態度で答辞を読み上げる、学生代表のマイク。ハンサムなマスクと爽やかな態度は非の打ちどころが無いほど。しかし、壇上の彼を見ていた数人の女学生は、複雑な思いを胸に式場を後にしていく……。直後、キャンパスで、銃で撃たれたマイクの遺体が見つかる。&lt;br /&gt;そして現在、マイクの25回忌が近づくが、彼の墓が荒らされ、墓石に“レイプ犯”と書かれる事件が。学業はオールAでスポーツマンという学園の人気者マイクには、別の顔があったのか。リリーたちはコールドケースの扉を開く。&lt;br /&gt;25年前、凶器の9mm自動拳銃は発見されたが、製造番号は不明で指紋も出ずに終わった。意外にも、マイクを容疑者とするレイプの被害届が見つかる。手続きした女性警官のマギーは現在、訴えたのは女子学生のテシーだったと証言するが、証拠不足でマイクが無罪になるのは明らかで、テシーに告訴を取り下げさせたという。現在のテシーは図書館でマイクに声をかけられ、デートの帰りに家へ送ってもらった際にレイプされたと認め、弟のジミーが隣室で寝ていたので大声を上げられなかったという。マイクの卒業アルバムを見たリリーは、約10人の女子学生の写真にバラの絵が記されたことに気づく。マイクは彼女たち全員をレイプしたようだ。女性たちは警察に呼び出されるが、シェイナという女学生だけはマイクが殺される数か月に自殺していた。他の女性たちは、カリンは親友に打ち明けたが彼女も悪いといわれ、レジーはマイクの子を妊娠したがひそかに堕胎していた。そしてメリンダだけはレイプされたことを否定する。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;リリーは墓地のカメラが撮影した画像からレジーが墓石荒らしだったと睨み、彼女もそれを認める。一方、自殺したシェイナの銃が父親ジェイソンのもので、マイクを殺したのと同じ9mm口径だったと判明。ジェイソンは自分が落ち込むシェイナを救えなかったのを後悔していたが、娘が自殺した現場に女性警官マギーが来て、シェイナの日記を読んでいたと思い出す。現在のマギーは当時、シェイナの自殺を防げたと考え、ある大胆な行動に出ていたと告白。それはテシーに自己防衛を装えば罪に問われないと聞かせ、拳銃を渡すことだった。同じ頃、リリーはシェイナの日記から新事実を発見。被害者の女学生たちの一部は、どうやら互いに知り合いだったらしい。彼女たちが掲示板代わりにしていたのは、大学のトイレの落書きにちがいない。リリーはトイレの壁の古い壁紙の下から多数の落書きを見つける。それらはマイクに対する復讐の決意を示していた。テシー、メリンダ、カリン、レジーはみんなで集まり、マイクに銃を突きつけてレイプしたことを認めさせたのを認めるが、復讐は思いとどまったと証言。その後、カリンの部屋で一夜を過ごしたとテシー以外はいう。事件の夜、弟と一緒にいたというテシーの証言と矛盾が……。&lt;br /&gt;犯人はテシーの弟、ジミーだった。事件の夜、姉たちとマイクのやり取りをこっそり見ていたジミーだが、姉たちが去った後、マイクが反省していないことに気づいたのだ。&lt;br /&gt;しかしリリーは、ジミーが自己防衛でやったのではないかと彼の証言を誘導する。困惑するジミーとテシー。事件は意外な解決を迎えた……。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;一方、殺人課はスティルマンが謹慎中のため、ジェフリーズがその代役に。しかしボスと呼ばれることに慣れず、釣りをしているスティルマンに気苦労を相談しに行く。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #66ccff;&quot;&gt;【今回の“深読み”】&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;今回の「コールドケース」は問題作だったのではないだろうか。しかし筆者は、同時にとても感動させられたというのが正直な感想だ。原題がシンプルに“Justice(正義)”なのが実に力強い。&lt;br /&gt;これほどリリーが犯罪者に同情したのは、第2シーズン第4話の「ボス」以来ではないか。あの時(BGMが全曲ジョニー・キャッシュ)は被害者も犯罪者で、それに同情するのはリリーらしくないという声があったと確か記憶する。刑務所であれほど虐げられていた被害者なら同情するのは自然だと、筆者は個人的に思ったものだが……。&lt;br /&gt;さて、事件が起きたのはまだ“デート・レイプ”という言葉も無かった1982年。ちょっと「ダーティハリー」が入った女性警官マギー(脱線するが「ダーティハリー」をパロディにしたTV「俺がハマーだ!」からの引用だとしたらスタッフは大したもんだ)が言った通り、“レイプの証明が難しい”という定説が米国には定着していたのだろう。テシーに同情したマギーが警察にあった拳銃を彼女に貸したという場面から、このエピソードはぐんぐん面白くなった(いや、正直にいうと犯人の推定身長が語られた前半の場面で犯人はすぐ予想がついてしまったが、偶然だったかもしれないということで……)。&lt;br /&gt;リリーが前シーズンの最後で撃たれ、手術を受けた際の悪夢に悩まされているという導入部が、伏線としてぴたりとはまった。レイプされた女性の1人の証言に、彼女は心の中で大きく頷いていたにちがいない。第2シーズンの傑作「ハンター」「森」で心の傷を見せたリリーだが、前シーズンの銃撃事件でその傷はまた開いてしまったのか。&lt;br /&gt;そんなリリーだから、ある意味、警官の道を踏み外す今回のクライマックスの配慮に、いい意味での切り札を切ったと筆者は感じた。そう示す台詞は無かったが、犯人のジミーは自分がマイクを殺したことに罪悪感を覚え、弁護士の道に進んだはずといったら、筆者の思い入れは激しすぎるのか。&lt;br /&gt;なおかつ、今回の事件が重要なのは、25年前の事件であっても、いつまた起きてもおかしくないこと。被害者たちはトイレの壁を掲示板にしていたが、それはネット時代の今、いわゆる“学校裏サイト”のよう(学校裏サイトのほうは有害な情報が多いようだが)。もちろん、レイプ事件も後を絶たず、四半世紀の間、何も変わていないともいえる。あと日本ではネットの一部の掲示板がよく“トイレの落書き”といわれるが、ひょっとして米国でもそうなのか?&lt;br /&gt;だからこそ、刑事の仕事は犯人を裁くことでなく、あくまで捕まえること、そんなハードボイルド魂がみなぎる「コールドケース」だが、ある意味リリーが自身で犯人を裁いた今回のようなエピソードも、たまにならあってもいいのではないかと思う。最終的な判断は見る者が判断すべきだが、今回のラスト、大学を避けて生きていた女性まで久しぶりに大学を訪れ、仲間たちと抱き合った、あの光景は筆者の心のフィルムに焼きついた。&lt;br /&gt;それと今回は、ヴェラ、ジェフリーズ、スティルマンにも味があったなー(笑)。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #66ccff;&quot;&gt;【1982年のサウンド】&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;今回の各BGMには大きな共通項がある。どれもイギリス生まれのバンドの曲であることだ。この頃は“第2次ブリティッシュ・インベイジョン”の時代で(第1次はザ・ビートルズなど)、英国の新しい音楽が米国の音楽シーンを大きくインベイジョン(侵略)した。そして、今回の各曲を手がけたA Flock Of Seagulls、The Psychedelic Furs、Joy Division、The Cure、Duran Duranはいずれも当時の英国の新進バンド。今回、マイクに異議を申し立てた女性たちの絆もまたバンドのようで、それを反映させた選曲だとしたら、これは凄い凝り方ではないか。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #66ccff;&quot;&gt;【今回の「Behind the Scenes/100th anniversary Special」】&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;第100話を記念して本国で行われたパーティーの模様をお届けするスペシャル・ミニ番組「Behind the Scenes/100th anniversary Special」が第100～103話(「コールドケース5」第7～10話)の放送直後にオンエア中。今回は残念ながら最終回。前回に引き続いてリリー役のキャスリン・モリスが番組への熱い思いを語ります。番組の&lt;a href=&quot;http://www.wowow.co.jp/drama/cold/index2.html&quot;&gt;スペシャルサイト&lt;/a&gt;でネット配信もされるのでお楽しみに。&lt;/p&gt;</content:encoded>


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<dc:creator>海外ドラマNAVI スタッフ</dc:creator>
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<item rdf:about="http://coldcase.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/95s59boy-crazy-.html">
<title>9月5日（土）S5#9「ドレス」“Boy Crazy”</title>
<link>http://coldcase.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/95s59boy-crazy-.html</link>
<description>1963年9月16日。グレースフェリー高校のある教室で、後方に座る男子生徒サムに...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=250,height=167,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://coldcase.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/09/04/09_2.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;09_2&quot; height=&quot;100&quot; alt=&quot;09_2&quot; src=&quot;http://coldcase.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/09/04/09_2.jpg&quot; width=&quot;150&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; 1963年9月16日。グレースフェリー高校のある教室で、後方に座る男子生徒サムに女生徒たちからメモが回ってくる。不良のレッドがそれを取り上げ、“君は童貞?”と読みあげると、サムは激怒。逆ギレしたレッドはサムの胸ぐらをつかむが、サムには女性のような胸のふくらみがあり、教室は驚きに包まれる。やがて赤いドレスを着たサムの遺体がFDR公園の湖畔で見つかるが、警察は自殺と結論を下す……。&lt;br /&gt;そして現在、アルコール中毒の男性が殺人課に来て、サムは殺されたと主張。サムが飛び降り自殺したと思われる橋にいた彼は、サムが流れていく直前、橋に1台の車が停まったという。当時の鑑識結果によれば、サムの肺に水は無く、殺された後、湖に投げ捨てられた可能性が高い。リリーたちはコールドケースの扉を開く。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;16歳のサムは、本当はサマンサ・ランドールという少女だった。殺される2か月前に高校に編入してきたサムは、男子のような格好をして奇異に見られ、家出歴や補導歴もあったことから自殺と判断されたらしい。遺体のこめかみには打撲か火傷のような痕が。サムは父親アーチーは現在、トラブルメーカーだったサムが転校を繰り返したせいで経済的に困窮していたと証言し、サムがドムという男子生徒にからかわれていたと思い出す。しかし現在のドムは、友人がいない自分とサムは意気投合し、2人は不良のレッドを相手にしたドラッグレースで勝ち、レッドを怒らせたと証言。しかし現在のレッドは家庭科の教室でサムが女生徒のジェイニーに恥をかかせる事件があったと振り返る。しかし現在のジェイニーは当時、サムとドムが2人でいる光景を目撃したといい、ドムに好意を抱いたサムが彼にキスを迫り、断られていたと証言。そしてドムは、サムがレッドら不良たちにレイプされかかった時、校長が止めに入るまで、自分が助けられなかったこと、サムが高校を退学させられたことを語る。娘が退学したことをなぜか隠していたアーチーだが、実は娘を精神療養施設に入院させていたことを後悔していたからだった。そこで働いていた医師はすでに他界していたが、サムが脱走した直後に施設をやめた看護師は、サムが電気ショック療法を受けさせられたこと、彼女に同情してドムを施設に呼んだことを証言する。&lt;br /&gt;犯人はドムだった。看護師の導きで病室に侵入したドムだが、すでにサムは廃人のようになっていた。ドムはサムと湖畔で“死んでも自由でいよう”と誓い合っていたが、ベッドの上で“自由にして”というサムの頼みを聞き入れ、サムを殺したのだった……。&lt;br /&gt;一方、殺人課では内務監査の結果、ヴァレンズを30日間停職させるよう勧告を受けるが、スティルマンはこれを拒否。その結果、スティルマン自身が停職処分を受けることに!&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #66ccff;&quot;&gt;【今回の“深読み”】&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;見終わった後しばらく、やるせない、という言葉しか思い浮かばなかった今回の「コールドケース」。性同一性障害がまだ今ほど認められていなかった時代、差別され、人権、そして生命まで奪われた少女の悲劇だ。時代や社会の価値観に押しつぶされていった人々(特に女性)を描くことが多い当番組らしい、今回も考えさせられるエピソードだった。&lt;br /&gt;時代は1963年、今回の各BGMのように、音楽界では陽気で甘いオールディーズが流行したが、現実世界はハードだった(そのあたりのコントラストが巧い)。公民権法が制定される1964年の前年で、アフリカ系などのマイノリティが公民権を求める運動を展開していた頃だが、裏を返せば差別がまだ当たり前だった時代ということ。しかも現在でさえ定義付けに諸説ある性同一性障害となると、当時はサムのように周囲から偏見を持たれ、差別されたにちがいない。現在もそうだが性同一性障害は同性愛と誤解されることが多く、キリスト教が同性愛を認めないというのも背景にはあっただろう。&lt;br /&gt;今回思い出したのは、実話を背景にした映画「ボーイズ・ドント・クライ」(1999)。ヒラリー・スワンクが性同一性障害の主人公ブランドンを熱演してアカデミー主演女優賞に輝いた話題作だが、ブランドンは同性愛者でもあった点、時代が1990年代だった点が今回の「コールドケース」とは異なる。但し、原語で聞くと、不良生徒の1人がサムに“Boys Don&#39;t Cry.”と言っている部分があり、やはり何かしら影響はあったと思う。&lt;br /&gt;重要なのはこの時代、サムのような性同一性障害だけでなく、誰もが差別に遭う危険性があったことで、その傷も深く大きかった。ラスト、逮捕されたドムはサムの幻影を見たが、サムの表情には友情や愛情だけでない、冷たい感情もあった気がする。&lt;br /&gt;レギュラー陣に目を向けると、何よりスティルマンに意外な展開が。ヴァレンズを守ろうと内務監査や上層部に抵抗した結果だが、早く無事に復帰してほしいもの。とはいえ、スティルマンがジェフリーズを呼んで“後は任せる”と頼んだ時の2人の雰囲気は、男らしくてシブくてカッコよかった。それにしてもヴァレンズはこの機に成長しないと……。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #66ccff;&quot;&gt;【FDR公園】&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;フィラデルフィアのそば、デラウェア川に近い公園で、FDRは第31代大統領、フランクリン・デラノ・ルーズヴェルト(Franklin Delano Roosevelt)のこと。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #66ccff;&quot;&gt;【今回の「Behind the Scenes/100th anniversary Special」】&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;第100話を記念して本国で行われたパーティーの模様をお届けするスペシャル・ミニ番組「Behind the Scenes/100th anniversary Special」が第100～103話(「コールドケース5」第7～10話)の放送直後にオンエア中。今回は、リリー役のキャスリン・モリス、キャット役のトレイシー・トムズのインタビューが見られます。番組の&lt;a href=&quot;http://www.wowow.co.jp/drama/cold/index2.html&quot;&gt;スペシャルサイト&lt;/a&gt;でネット配信もされるのでお楽しみに。&lt;/p&gt;</content:encoded>


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<dc:creator>海外ドラマNAVI スタッフ</dc:creator>
<dc:date>2009-09-06T00:00:00+09:00</dc:date>
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